■２チャンネル（1.0ＭＢ）
火曜日の午前中に移籍交渉に入り、午後にはバルサ入りが確認され、その日の夜にはバルセロナ空港に到着し、翌日水曜日の午前中にメディアカルチェックを済ませ、午後には入団記者会見をおこない、そしてその後、夕方の練習に参加だ！

■３チャンネル（0.9ＭＢ）
初めての練習にしては知り合いが多い。

バルサ、最初のタイトル獲得

カタルーニャカップ、例年であればシーズン中におこなわれていた大会だが、今シーズンからオフシーズンに開催することに決定。そして今回の決勝戦は奇しくもカタルーニャ州の中の一部クラブであるバルサとエスパニョールで争われた。

たとえ、その名をカタルーニャカップと呼ばれる大会であろうと、たとえ、クレメンテがスタメンに名前さえ聞いたことのない選手を配置しようと、そしてたとえ、試合中にテレビ解説者がエスパニョールの選手のラフプレーに対し「親善試合なのに激しいですねえ〜」などと間違えるほど公式試合という雰囲気にはほど遠い感じの大会であろうと、いずれにしても、ついに、バルサが初タイトルを獲得することになるのであった。

マーク・ガソール、バルサＢへ

兄パウ・ガソールと同じようにバルサのカンテラとして育ち、将来はパラウ・ブラウグラーナでのデビューを夢みるマーク・ガソール。現在１８歳、身長２．１１ｍ、体重１２０ｋｇのマークは、今シーズンからバルサＢカテゴリーでプレーすることが決まった。

兄が住むメンフィスに２年間滞在し、現地のハイスクールのバスケットチームに所属してプレーしていたマークだが、「バルサバスケの選手として成功すること」という、彼にとって最大の目標を果たすために今シーズンからクラブに戻ってきている。