9月6日 土曜日

■1チャンネル(1.5MB)
一昨日の練習ではすでに各国代表選手はいない。少ない選手たちでおこなった練習だがフラン・ライカーは来週の月曜日まですべての選手に休みを命じた。

■2チャンネル(0.9MB)
これが昨日の練習風景。背番号なし選手や負傷中選手には休日がない。一昨日には少ないとは言え二卓か三卓囲めた感じだが、昨日の人数ではジャンケンしか遊べない。それにしてもボナノ、彼はどんな状況に置かれてもいつも一生懸命やっている選手だ。

■3チャンネル(1.2MB)
先日、バルセロナ・プラット空港に戻ってきたセスク。

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大地を揺らした“ゴラッソ”

カンプノウから北に5キロ行ったところに“ファブラ地震観測所”が位置している。カタルーニャ州の中ではもっとも重要な地震観測所でもある。この観測所が一昨日奇妙な現象が起きたことを発表している。
「2003年9月3日01時26分28秒、地震観測用紙に異常な記録が残された。震源地はこの観測所から南に5キロ行った地点であることが発覚している。」

この観測用紙は地震による揺れだけではなく、爆発物の音や何かの自然現象によっておこるエネルギーの移動や爆発などをとらえ、それが1分間以上続いた場合に記録されるという。果たしてこの観測所から南に5キロ下がったカンプノウではその時間に何が起きたのか、それを想像するのは簡単なことだ、そう、ロナルディーニョのゴールが決まった瞬間だ。8万バルセロニスタのうなり声、絶叫、叫び声、怒号、これらのエネルギーが爆発した瞬間だった。


セスク・ファブレガス

アンダー17の大会が終了し、自宅のあるバルセロナに戻ってきたセスク。彼はすでにアーセナルに合流し練習に汗を流す毎日だ。これほど才能ある若者をアーセナルに持って行かれてしまったバルサに対し、クラブ下部組織の責任者たちの怠慢とするか、あるいはアーセナルのスカウト陣を誉めるべきことなのかと、これまで多くの論議がなされてきた。

そんな中、セスクのマネージャーであるジョセバ・ディアスが興味ある発言をしている。
「アーセナルとの接触は今回のラポルタ理事会が結成される以前から持たれていた。彼にとって興味あること、それはフットボール選手として1日も早く成長すること、この一点を持って家族や私を含めて話し合いがおこなわれてきた。そこでまず第一に、バルサには彼のポジション(4番)を務める優秀な若い選手(チャビ、イニエスタ、ダビ・サンチェス)がおり、なかなか一部チームに昇進する機会は得られないだろうという結論に達した。そして二つめ、それは彼は外国語を学ぶことに小さい頃から憧れを持っていたこと。そして三つ目、もちろん経済的問題も無視できないことだった。」