10月2日 木曜日

■1チャンネル(1.5MB)
11万人以上収容する伝説のアステカスタディアム。ペレが、そして“マノ・デ・ディオス”のマラドーナが伝説のプレーを見せてくれた。そしてバルサはその伝説のスタディアムで伝説の親善試合を。

■2チャンネル(0.7MB)
「僕もいつかはあのマノ・デ・ディオスの秘技を再現するんだ」とは言っていません。

■3チャンネル(1.0MB)
41歳の誕生日、そしてちょうどバルサ監督就任100日目。フェリシダーデス!フラン・ライカー。誕生日祝いとはなんの関係もないバルサ理事会メンバー対メキシコテレビ局職員の親善試合前の親善試合。ラポルタは14番ではなく9番でした。

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オーベル、バレンシア戦OK!

オーベルマルスはフラン・ライカーの特別許可を得てメキシコ遠征には参加していない唯一の選手だ。もちろん同じオランダ人同士だからということで、コネを使ってずる休みしているわけではない。オサスナ戦で90分間プレーした彼が疲労を訴えて翌日の練習に参加しない許可を得たのもコネではない。彼は体が弱く疲労がたまるタイプ、それだけの理由だ。プジョーやルイス・エンリケなどのカピタン選手との個人的な衝突がこれまでよく見られたのは、彼らがオーベルマルスの肉体的欠陥を認識していないからだ。人には隠れた問題がよくあるもの、人の子オーベルマルスも決して例外ではない。

彼はヒザの骨の中に貯まってしまう水に長い間悩まされてきている。それは疲労とは関係ない問題だが、たまらないほどの苦痛を生んでしまうそうだ。オサスナ戦後は疲労よりも痛みの問題で練習に参加しなかったと説明する彼は、すべてのバルサの選手がメキシコに出稼ぎに行っている間、自宅で必死になって休養し、何とか次の試合に出場できるように頑張っている。そしてバルサドクターの懸命の治療の甲斐あってどうにかこうにか日曜日のバレンシア戦には出場が可能となった。おめでとう、オーベルマルス君!


ナバーロ、復帰間近

プレステージの最中に再手術をおこなったフェルナンド・ナバーロ、彼のこれまでおこなってきた必死のリハビリがようやく終わりに近づこうとしている。先月の中旬にはボールを使っての練習を開始、そして先週には合同練習に参加できる状態にまでなっていた。まだまだ他の選手のリズムについていくには大変な努力を必要とするナバーロだろうが、彼ならそんなことは朝飯前だ。早ければ今週末、遅くても来週にはドクター許可がおりる。オレ!オレ!ナバーロ!

そして忘れてはならない重要な選手の一人、スーペル・ジョーカー・ガブリの復帰も近づいている。一人での走り込みを何日もおこない、そして定期的なドクターチェックを受けてきているガブリ。彼の問題は故障個所に痛みが戻ってきたら手術の道しか残されていないことだ。どうしてもシーズン終了後まで手術を延ばしたい彼にとって、痛みが再発するか、あるいは押さえきれるか、それとの厳しい戦いとなっている。だがここ何日かにわたって痛みはいっさい感じないと言うガブリに、ドクター許可がでるのも時間の問題だ。

もう一人、忘れてはいけない選手ながら、もともとあまり見たことのない選手だからして思い出すも忘れるもない選手、スーペル・マリオにも近々ドクター許可がでる。バジャドリの選手としてプロデビューを飾ってから何と15回以上の負傷をしているというスーペル・マリオだが、再び負傷記録を作るために、ではなく、バルサの守備陣をさらに厚くするために現場に戻ってくる。


イバンはどこへ?

イバン・デ・ラ・ペーニャはどこにもいかず彼が個人的に雇ったトレーナーと一緒に走り込みをしている毎日だ。カタール行きの話はすでにオジャンとなっているが、最も彼の行き先に近いクラブはセルティック、それも早ければ今日10月2日の木曜日にでも契約がおこなわれる可能性がある。だがそれをストップしようとするクラブが登場してきた。モンジュイクにあるクラブ、エスパニョールだ。

彼の代理人は10月2日にセルティックとの具体的な入団交渉をおこなうことになっている。セルティックが出しているオファーは10試合ワンパックで60万ユーロというもの。この夏にエスパニョールがイバンに出したオファー内容は基本年俸が36万ユーロで、あとは出来高というものだったが彼はこのオファーは低すぎるとして断っている。もしエスパニョールが更に高いオファーを再び提出することになればイバンはモンジュイクに戻る可能性もでてきた。セルティックがモンジュイクか、二つに一つ、それが現在のイバンの状況のようだ。