10月5日 日曜日

■1チャンネル(1.4MB)
バレンシア戦となるとなぜかゴレアドールと変身するパトリック。この試合でもジンクスを守ってみよう!

■2チャンネル(1.0MB)
カステジャーノを勉強中の人には非常にわかりやすいフラン・ライカーのカステジャーノ。まあ、たいしたことを言っていないこともわかってしまいますが。

■3チャンネル(0.9MB)
いつも当たらない、ホセ・マリ・バケーロの予想スタメン。

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カンプノウでの初勝利を目指して!

フラン・ライカーによって作成されたバレンシア戦での招集選手リストは、先週のAt.マドリ戦とほぼ同じものとなった。カード制裁で出場できないモッタとコクーをのぞいて、招集されたメンバーはほぼ同じ。
ビクトル、ルストゥ、プジョー、レイジゲル、ジオ、マルケス、アンデルソン、オスカー・ロペス、チャビ、ジェラール、イニエスタ、ロナルディーニョ、ルイス・エンリケ、サビオラ、クルイベル、オーベルマルス、ルイス・ガルシア、クアレスマの18人。すでにドクター許可がでているマリオとナバーロの招集があるかと思われたバレンシア戦だったが、彼らの登場は今しばらく待たなければならない。

「相手が首位のバレンシアということもあってカンプノウは10万観衆で埋まるだろうし、スタディアムに来れない人のためにもテレビ中継がある試合。我々がカンプノウでの初勝利をあげるためのステージとしてはこれ以上のものはないだろう。」
そう語るジェラール。リーベルで一緒にプレーした二人の選手、アイマールとサビオラにとってはお互いにライバル同士となるある種の“因縁試合”となれば、ジェラールにとってもかつて在籍したクラブとの対戦だ。普通の試合でないことは想像できる。

「バレンシアは組織的にまとまった非常にレベルの高いチーム。強豪が多いスペインリーグの中でも抜きんでたチームだと思う。何年も同じメンバーを軸として必要な箇所だけを補強してきていることから、チームブロックは非常に固いことは確かだ。しかも戦いのシステムは複雑さを避けた非常にコンパクトなもの。鉄壁のディフェンス陣を武器として、相手のボールを奪った瞬間から鋭い攻撃態勢にはいるように訓練されている。したがって我々は90分間にわたって集中力を研ぎ澄ませていないとならない。カウンターアタックを防ぐためにね。」

片道12時間前後を擁したメキシコ遠征の疲れは果たしてないのだろうか。ジェラールはその点は心配していないと言う。
「メキシコ滞在中も時差に悩まされないような生活リズムを保ったり、帰りの飛行機の中でもドクターたちが睡眠時間を設定したり、少しでも疲労が残らないように努力してきた。2、3人の選手が少しだけ疲労をうったえたようだけれど、ほとんどの選手には問題ない。しかもこの試合は、繰り返すことになるけれど、現在首位のバレンシアとの試合、体の状態がどうであろうとお金を払ってでも出場したい選手ばっかりさ。」