10月12日 日曜日

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国王杯ロナルディーニョその1

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国王杯ロナルディーニョその2

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国王杯ロナルディーニョその3

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ガブリ、ゼロからの出発

「もう大丈夫、体の方は何ともない。1週間前からすでにドクター許可はおりているし、それ以来グループに混ざって練習をしている。これまで負傷という経験がほとんどなかったけれど、こうして今になって考えてみればいい経験だったかも知れない。再びゼロからの出発となるけれど、全力を尽くして監督の目にとまるようにプレーしたいと思う。
ガブリに再び笑顔が戻ってきた。再び戻ってきたのは笑顔だけではなく、また大好きなフットボールができるという喜びも戻ってきている。そしてもちろん、新たな監督のもとでのスタメンを勝ち取るのは非常に難しいことだと自覚しているガブリだ。

水曜日におこなわれたマンレッサとの練習試合では90分間プレーすることができた。しかも彼の大好きなメディアプンタというポジションでのプレーだ。
「90分はプレーできないだろうと思っていたけれど、気がついてみれば試合が終わっていたという感じだったね。3か月ぶりのグランドなのに、よく90分持ちこたえたと自分でも驚いている。感触はバッチリさ。痛みも覚えることなしに試合を終えることができたし、これで再びフットボール選手に戻れたという感じかな。」

自分のことよりカピタンのルイス・エンリケに対する批判があることを気にするガブリでもある。今シーズン、これまでいいところなく終わっているルイス・エンリケに対する批判は的を得ていないバカげたことだと考えるガブリ。
「彼はいつもの彼さ。試合に出ずっぱりだから疲労があるかも知れないけれど、普段はいつもの彼と少しも違わない。もうこの世界で何年もトッププレーヤーとしてやってきている彼のことだから、批判なんか気にしていないと思うよ。いずれにしても彼は必要なときに必ず現れる選手さ。」


今日はダービー戦

一部リーグの試合はない今週末だが、二部の試合は普通の週と同じようにおこなわれる。バルサBはミニエスタディにエスパニョールBを迎えての大事なダービー戦を控える今日の日曜日。フラン・ライカー監督の指揮のもとにおこなわれた昨日の一部チームの練習にはオスカー・ロペスが参加していなかった。フェルナンド・ナバーロが戻ってきたことからオスカー・ロペスは二部に戻されてしまうのか。フラン・ライカーの答えはそうではなかった。
「ナバーロが戻ってきてもオスカーは一部のチームにとどめるつもりだ。彼は才能あるいい選手、だがなかなかプレーチャンスがやって来ないので二部の試合で調整させるつもりで戻したんだ。来週からの練習では再び我々と一緒におこなうことになる。」

オスカー・ロペスという願ってもない“補強”を得たバルサBは、ダービー戦というモチベーションが非常に高くなる試合にどうしても勝利したい。一部チームと同じように得点力が弱い今シーズンのバルサBは順位的にも決して好位置にいるわけではない。ダービー戦をきっかけとして急発進を試みたいバルサBだが、ディフェンスを固める意味で非常に意味あるオスカー・ロペスの復帰となる。