10月24日 金曜日

■1チャンネル(1.5MB)
バルサBではもちろん得点王のセルヒオ・ガルシア、週末の試合で勝利を決めるゴールを。この試合の3日後におこなわれたアンダー20の親善試合ではハットトリックも決めちゃった。

■2チャンネル(1.0MB)
クルイベルとマルケスにはドクター許可がおりたものの、ロナルディーニョ、ルイス・エンリケは依然として練習を休んでいる状態。クルービーのこういう練習風景を見るのも今年いっぱいですかね。

■3チャンネル(1.0MB)
チャビ「もういい加減パトリックのことで外野がガヤガヤ言うのはやめて欲しい。彼のためにも、そして何よりもチームに迷惑をかけるだけだ。」
ルストゥ「もし控え選手ということがわかっていたらバルサには来なかったさ。」
ごもっともで・・・

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金は必要なところに使うベシ

「我々が抱える約2億ユーロの借金は、そのほとんどが銀行のクレジットとなっている。我々現理事会の任期はわずか4年に過ぎないが、この間に半分近くのクレジットを返却していけるだろう。だが毎年組むことになる年間予算には絶対に響かないような形で借金を返していくつもりだ。」
バルサ金庫番親分のソリアーノが語る2億ユーロの赤字は、ほとんどがガスパー政権時代に作られた記録的なものだ。わすか3年間という期間でガスパーが渾身をこめて作り上げた借金だ。

だがこれほどの借金がありながら、バルサというクラブの存在基盤そのものを揺るがすものにはならないと語るソリアーノ。なぜならクラブには多くの“金のなる木”があるからだ。したがって借金は徐々に返済してはいくものの、決して貧乏クラブとばならない。つまり必要なところには金をドンドンつぎ込む用意があると語る金庫番。
「例えば、今シーズンの年間予算には12月の新たな選手獲得の資金は含まれていない。だがもしスタッフ・テクニコが「どうしてもこの選手が欲しい」というのなら経済的には問題ないだろう。臨時出費として我々はいつでも資金を用意できるのだから。」

バルサという“五つ星クラブ”の誇りや伝統を汚さないためにも、クラブ存続に欠かせない部門での出費も渋ることはない。例えば、200人というクラブ職員の数はそのままだし、パートで手伝いに来る500人のアルバイト職員の数も変わらない。いや、少なくどころか増えている部門もある。それはカンプノウの警備員の数とメンテナンスをおこなう人々の数だ。今シーズンの年間予算の中にはそれらの項目の予算が前年に比べて35%も多く見積もられている。ボイショス・ノイスに代表される過激的なファンへの対応や、これまでの長期政権の“膿”として長い間持続してきているクラブとの“コネ関係”の人間の追放に全力を上げようとしているラポルタ政権。駐車場係と親密になり車の中に隠れて入場していた一部の人々や、チケットもぎり職員とコネを作って無料でカンプノウに出入りしていた人々の追放。昨シーズン、驚くことにフリーパスでカンプノウに出入りしていた人々の数は一試合ごとに7000人に及ぶことが発見されている。