10月25日 土曜日

■1チャンネル(1.7MB)
「パトリックはロナルディーニョなんかと比べものにならないほどの最高の選手さ」と、日曜日には“敵”となるエトー選手にほめられたクルービーはマジョルカ戦はスタメンの臭いがプンプン。

■2チャンネル(0.9MB)
ロナルディーニョ練習に復帰。
「誰が試合に出ようと一人一人がリーダーとなって戦わなければならない。自分一人がリーダーだとはぜんぜん思っていない。」

■3チャンネル(0.7MB)
ビクトル、おめでとう。

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シーズン目標はこんなもんです

「今のチームは将来的なものであり、多くの準備が成果をみせる来シーズンからが我々の本当の勝負となる。したがってリーグ戦4位以内に入り、国王杯かUEFAカップにでも優勝することがあれば大が付く成功だと思う。」
こう語るのはサンドロ・ルセー。どんな最悪の結果に終わった翌年のシーズンでさえ、バルサは常にリーグ優勝を目指して1年間を戦ってきた。だが今シーズンは事情が違うようだ。新たなクラブ会長が誕生し、クラブの生まれ変わりを目指しているラポルタ政権ではあるが、フットボールチームはどのような状況であれ常にリーグ優勝を義務づけられていたはずのバルサ。クライフが去り今とは比べもようもない大きな変化が現れたロブソン・バルサでさえ目標はもっと大きかった。あと一試合勝利していれば可能だったリーグ制覇は惜しくも逃したものの、国王杯とヨーロッパ・カップ・ウイナーズ・カップにも1年目に優勝した。あのバンガール・バルサでさえ初年の優勝が義務づけられていた。だが今年は違う、4位に入ればいいと語るサンドロ・ルセー。チェルシーに続いてヨーロッパのクラブでは2番目の多額の資金を投入して補強選手を獲得したクラブでありながら、そしてレアル・マドリに続いて2番目に大きな額の年間予算を組んでいるクラブでありながら、リーグ戦の目標が4位。

そして今シーズンのチーム編成は時間や資金的な問題で当初考えていたものとはならなかったとも語る。
「我々が獲得目標とした選手はバレンシアの3人。アヤラ、アルベルダ、そしてアイマールだ。特にアヤラとアイマールはどうしても欲しい選手だったが交渉がうまくいかなかった。したがってロナルディーニョ獲得に全力をあげることになった。そしてフラン・ライカーを監督に選んだのは我々には5人のオランダ人選手がいることが最大の理由となった。」

フラン・ライカーを監督に選んだのはいいけれど、本当にそんな簡単な理由なんですかい?マイッタ、マイッタ。


ビクトル・バルデス、2008年まで!

ビクトルの父親であるホセ、そして彼の代理人であるエドゥアルド、バルサ側からはチキ・ベギリスタインが出席しておこなわれていたビクトルの契約見直し交渉が3回目となった昨日ついに終わりをみた。来年の6月30日に契約切れとなる彼の任期は2008年6月30日までと延長され、年俸も一丁前の選手並みとなった。

契約交渉がおこなわれている昼の間に記者会見場にあらわれたビクトルは次のように語っている。
「両者が納得するような形で終わりをみることを期待している。時間はほとんどかからないと思うけれど、とにかく自分の思いとしてはバルサに残れて、自分の能力にあった評価をしてもらえればいい。」
この延長契約が終了したことにより、ビクトルの獲得を狙っていたバレンシアとコルーニャの願望は遙か彼方に消え去ったことになる。カンプノウでは勝利できなかったバルサだが、チッとは悔しい思いをさせることに成功した、かな?