11月4日 火曜日

■1チャンネル(1.6MB)
ロナルディーニョの本来の仕事であるアシストを2本。

■2チャンネル(1.1MB)
監督、選手を前にして謝罪したというモッタッタ。
「ごめんなさい、ごめんなさい、もう二度とこのような納得のいかない退場のしかたをしないようにじゅうぶんに気をつけていきたいと切に願っているであろう次第であります。」

■3チャンネル(0.7MB)
道具係チャビ。
「モッタッタにはじゅうぶん同情の余地があると思う。あの審判は神経質なんだ、まったくやりにくいったらありゃしない。」

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ジェラール、今日手術!

負傷という不運が訪れるのに良い時期も悪い時期もないとは言え、あまりにも痛々しいジェラールの手術。ムルシア戦で痛めた右足ヒザの負傷だが、翌日には10日間から15日間のリハビリが必要と発表された。だが昨日、バルサドクターが最適として選んだ手段は手術をすることだった。

手術は今日火曜日の午前9時にサンクガット医院でおこなわれる。どのくらいの期間のリハビリが必要となるのか発表されていないが、少なくても1か月以上の期間となることは間違いないと言われている。う〜ん、不運、悪運、ツキなしジェラール、アニモ!


バルサ八日間の旅

地元カンプノウでバレンシアに続きコルーニャにも敗北したバルサを取り巻く雰囲気は、それまで3試合続けて得点をしていないことも含めて最悪だった。首位バレンシアに10ポイントと差をつけられての11位という順位も決して明るい未来を示していなかった。そのような状況を抱えてマジョルカ島に旅だったのが昨日のサン・セバスチャンでの試合の八日前だ。

昨シーズンのバンガールバルサと同じような状況でマジョルカと戦うことになったバルサだが、試合結果もまた同じような状況を生み出すことになる。圧倒的な勝利、だが昨シーズンと違うところはその勝利が更なる明るい材料を生み出し、わずか八日間という期間でチーム状況そのものを変えてしまうほどのインパクトある雰囲気を生み出したことだ。ムルシア相手にカンプノウでの初勝利、そして昨日の価値ある引き分け、勝利にも等しい引き分けを勝ち取ったバルサだ。

それは11人のスタメン選手だけの勝利を意味するのではなく、グループそのものの勝利を意味するものだった。フラン・ライカーによる“変革路線”により多くの若者がスタメンに起用され、ベテラン選手と言っていいルイス・エンリケやクルイベル、あるいはオーベルマルスがベンチに顔を並べる状況を作りだしていた。グループの勝利が意味するものは、その彼らもまた必要な選手たちであるというを証明したことだろう。

「勝利できなかったことは残念だけれど、90分間の選手の闘志に満足している。勇気ある引き分けだったと思う。」
フラン・ライカーが試合後に語るように、最後まで勝利を信じて戦った10人の選手たち。目的は達成されず、精神的な勝利だけに終わったことは避けようのない事実であり、2ポイントを失ったバルサではあるが、それでもアノエッタでの貴重な1ポイントを獲得したことにより、首位バレンシアまで7ポイント差、5位という位置につけている。