11月20日 木曜日

■1チャンネル(1.4MB)
今日はエスパニョール特集だ!
エスパニョールの不振は今に始まったことではない。これまで多くの活躍した大事な選手を安い移籍料で売り飛ばし、どうにかこうにかクラブ経営を保ってきたクラブ首脳陣の方針が決してこの不振と無関係ではない。見てみなさい、こんな良いチームができるんですよ!

■2チャンネル(1.1MB)
予算の関係からシーズン開始当初にはイバンの引き留めをしなかったアホ首脳陣たちは、この時期になってイバンに高い金をだして来年の6月まで獲得した。

■3チャンネル(1.0MB)
エスパニョールの期待の星は監督ルイス・フェルナンデスだ。チームの悪い雰囲気を変えるのが彼の役目。それはジョルディも認めている。

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ジェラール、ロニー、順調に回復

多くの選手が各国代表戦に出場しているためバルサは火曜日と水曜日を完全休養日として練習をおこなっていない。それでもマシアやカンプノウがまったくの“から状態”となっているかというとそうではない。背番号を与えられていない選手やリハビリに励む選手たちが、それぞれ場所を変えて調整をおこなっているからだ。例えば、カンプノウではジェラールとロナルディーニョが走り込みをしている風景が見られた。

ジェラールの表情はこれまでになく明るいものとなっている。すでにリハビリも最終段階に入っているからだろう。
「今の目標は来週の木曜日におこなわれるパニオニオス戦に出場すること。もちろん90分のプレーは無理だろうが、15分でも20分でもいいから出場したいと思っている。ただ、医者がうるさいんだ。もっと慎重にリハビリしろだとかなんとかね。彼らの立場はわかるけれど、自分のことは自分が一番よく知っている。とはいっても、もちろん慎重にやっていることはやっているさ。」

ジェラールが青空の下で走り込みをおこなったのはこれが初めてだが、フィジカルトレーニングはこれまで毎日欠かさずおこなってきている。練習が休みの日にもカンプノウ内にあるジムで1日も休まず汗を流してきているからだ。
「合同練習にいつ参加できるかわからないけれど、リズムを取り戻すのにそれほど時間はかからないと思っている。体力的には負傷以前と同じように何の問題もない。唯一問題があるとすれば、カンを取り戻すのに少々時間がかかることぐらいだろう。いずれにしてもこれまでのように監督の信頼感を得るために一生懸命やるだけだ。」

一方、ロナルディーニョもいつものようにニコニコしながら汗を流していた。10時30分にカンプノウに現れた彼は、軽く走り込みをおこなった後、負傷した足を中心にした柔軟体操に入る。痛みはいっさい感じないようだ。軽いダッシュを何本かやってみても痛みは感じなかったロナルディーニョ。
「目一杯の力を出し切っての練習はできないけれど、基本的な運動をするのには問題ないようだ。何が安心したかって、痛みが全然感じられなかったのが嬉しい。」

11時30分、つまり練習を開始してから1時間たって、彼はすでにボールを使っての練習も始めてしまっている。ボールを遠くまで蹴るようなバカなマネはしない。ボールは彼の友達だからだ。コマーシャル撮影のようにボールを器用に扱って、まるで遊んでいるかのようなロナルディーニョ。だが、その風景はいつもの彼の練習風景と同じだ。

ジェラールにしてもロナルディーニョにしても、決して焦っている感じではない。芝の上での軽い練習に汗を流すことを楽しんでいるような光景だ。決して休むことなく、だがそれでも焦ることもなく、少しずつ少しずつ、彼らのリハビリのリズムは上げられていくことになる。そして気がつけば、そう、クラシコがやって来ることになるだろう。