12月11日 木曜日

■1チャンネル(1.3MB)
古くは“ペリーコ”コルネイエフや“バスコ”ホセ・マリなどが冬のマーケットで加入してきたが、もちろん大ハズレ組み。“マノロ”アムニケや“怪人”ボハルデは笑いもののタネとなってしまったが、デ・ボエル兄弟の片割れは数少ない当たりとなった。そして“ダンシング”ソリンは今どこで踊っているのかいな?

■2チャンネル(1.3MB)
お帰りロナルディーニョ!昨日から合同練習に参加しました。
「ルイス・フェルナンデスは多くのことを教えてくれた監督。彼との関係は良いときもあったし悪いときもあったけれど、でもそれは普通のことだろう。自分は良いときのことを思い出として残すタイプだから、週末のダービー戦で再会したときは楽しい会話ができるといいと思う。」

■3チャンネル(1.4MB)
相手守備陣の中をエグッテいくのはもちろんイニエスタ。彼は常に攻撃の核となってキッタハッタしている。そしてゴールを決めるのはセルヒオ、当然です。これパラグアイ戦。

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アンダー20を支えるバルサカンテラ選手

クラシコの敗北のあと、サバデル百周年記念試合を戦ったバルサの選手たち。親善試合ということもあり、ゴールを決めても選手たちの間で笑顔は見られなかった。だがサバデルの町から遠く離れたところで活躍しているバルサカンテラ選手たちは“彼らの青春”を謳歌している。スペインアンダー20代表チームの大黒柱となっているイニエスタと、パラグアイ戦で決勝点となるゴールを決めたセルヒオ、そして万全の守備を見せているペーニャたちだ。

この試合もこれまで通りの活躍を見せたアンドレス・イニエスタは、すでにこの大会でのヒーロー選手の一人となっている。各国メディアもイニエスタのプレースタイルを取り上げ絶賛しているのだ。そしてセルヒオ・ガルシアもゴレアドールとしての役割をきちんと果たしている選手だ。特にこのパラグアイ戦では何回も相手ゴールを脅かし、最終的にベスト8進出につながる決勝点をもぎ取っている。次の相手は金曜日におこなわれるカナダ戦。すべての注目がイニエスタとセルヒオに向けられることになるだろう。


冬のマーケットは?

多くのバルセロニスタが興味を寄せる冬のマーケットにおける新加入選手問題。ジョアン・ラポルタはことあるごとに冬の補強はおこなわないと語ってきているが、それは状況次第でコロコロと変わることになるのは間違いない。もしダービー戦に敗北し、そして国王杯でも年内最後の試合となるセルタ戦でも思うような結果が得られなかった場合、そう、当然ながら冬のマーケットを利用しての買い物がおこなわれることになるからだ。

もちろん最終的に鍵を握るのは監督のフラン・ライカーとなるが、これからおこなわれる3試合で結果がでない場合はその鍵は首脳陣へと渡されることになる。そしてもう一人、重要な鍵を握るのは皮肉にもフラン・ライカーが計算外としている選手のアンデルソンだ。もし彼が自国スエーデンのメディアに語ったように冬の到来と共にスエーデンのクラブに戻るとすれば、バルサは冬のマーケットで誰か一人獲得できることになる。アンデルソンがクラブを去ったことにより選手枠が一つ空席となるからだ。だがもし彼が前言を取り消してバルサに残ることになれば、クラブは誰かを“強制的”に放出しなければならなくなる。

フラン・ライカーはまだ具体的なことは語っていないが、もしマーケットで買い物をするとすれば9番の選手となることは確か。だが、どのポジションになるにしてもクリスマスが近づいた冬のマーケットは普段より高いものにつくのが恒例となっているし、質の良いものがでる可能性も低い。この時期は買い市場というよりは売り市場となるからだ。バルサはこれまで冬の買い物をすることの少ないクラブであったが、ここ最近はそれでも多くなってきている。そしてその顔ぶれを見る限り、そして獲得以降の活躍を見る限り、あまり期待することはできない。だから、そう、だからやめておいた方がええぞ。