|
|
|
12月16日 火曜日
|
|
■1チャンネル(1.7MB) ■2チャンネル(1.3MB) ■3チャンネル(1.0MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
|
アルフォンソ・ピノ・サモラーノ アルフォンソ・ピノ・サモラーノ、彼の父親トーマス・ピノ・サモラーノも審判を長いこと務めた人物だ。彼はカスティージャ・ラ・マンチャ地方にあるシウダー・レアルに住んでいる。そして周知の事実となっていること、それは彼の父親が現役引退後に認めたことだが、サモラーノ一家は熱烈なAt.マドリファンでもある。マドリッド生まれでマドリッドに住んでいながら、わざわざここに引っ越してきてからその住居を審判協議会に登録し、己の憧れのクラブの試合に笛を吹くことを可能とした審判として知られる。彼らの自宅を訪ねた近所の人たちが語るには、自宅の庭にあるプールの底にはAt.マドリのエンブレムが見られ、アルフォンソ少年は常にAt.マドリのユニフォームを着て遊んでいたという。まあ、それはいい、引っ越ししてまでも目的を遂げようとする努力は評価されるべきだし、そもそも誰にも好みというものがあるのだから。 リーガ一部で笛を吹くようになって今シーズンで3年目となるサモラーノはおしゃべりだ。普通の審判は過去の試合についてほとんどメディアに言及しないものだが、彼はチョイと違う。 「せっかくの伝統あるダービー戦であったのに、残念なことにその試合に出場するには相応しくない選手が何人かいたように思う。」 ピノ・サモラーノはこれまでバルサの試合を3回、エスパニョールには4回の笛を吹いている。そしてエスパニョールはこの審判の笛のもとに4連敗を記録している。今回のダービー戦ではいつもと同じように何の問題もなく審判としての仕事を完了していると信じているサモラーノ。 リーガを長い間見ている人でトミー・コーノを知らない人はいないだろう。エスパニョールの歴史に残るポルテロであり、現在はクラブのポルテロコーチを務めている。その彼に「ハーフタイムの時に私を野次った」として選手控え室に通じる廊下でコーノにレッドカードを示し、彼を“退場”させている。その際、退場させた人間が誰だか知らなかったサモラーノは「あなたは誰?」と聞いている。もちろん怒り狂っているコーノはその質問に無視の態度を決め込んだ。そしてサモラーノが試合後に作成した審判協議会に提出する書類には次のように書かれている。 そしてその書類の中にはもう一つ驚くべきことが書かれている。イバン・デ・ラ・ペーニャに関してだ。 もう、たまりません、降参です。この審判から座布団をすべて取り上げ、200試合の出場停止処分にしてやってください、お願いです! |
|