12月30日 火曜日

■1チャンネル(1.7MB)
ルジェーからのロングパスを受けたルーケが左に走り込み、オーベルにはとてもできないセンターリングをセルヒオに。これにバッチリと合わせて先制点。

■2チャンネル(1.6MB)
両親の見守るなか頑張るジョルディ。バケーロなみのトラップを見せてそのボールはセルヒオへ。クルービーではとても入らないボレーシュートで2点目。

■3チャンネル(1.3MB)
これぞワンタッチフットボールで育った選手たちによる華麗な連係プレーあんどゴールです。セラーデス→セルジ→グアルディオーラ→セラーデス→チャビ→セラーデス→ルイス・ガルシア。

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昨日(29日)のニュースは
すべて
イノセント記事でした。

 


反撃に向け練習再開!

1週間のクリスマス休暇を終え、負傷している以外のすべてのバルサの選手が練習を再開した。1週間という休暇が彼らに相応しいものだったかどうかは別として、気分を切り替え、心を入れ替え、激動の1月の戦いに向けて練習が再開された。

メキシコで結婚式をあげたマルケスはお嫁さんとイチャイチャしていたため飛行機に乗り遅れ、ロナルディーニョは飛行機の到着時間が予定より遅れたため練習の最後の方にしか参加できなかった。またプジョー、ガブリ、モッタの3人は負傷中につき練習に参加していない。オーベルマルスとチャビは練習に参加していたものの体調がイマイチのため合同練習には参加せずトレーナーとの走り込みだけてなっている。今日30日は午前と午後の練習、明日の大晦日は午前だけとなり、元旦を完全休養として2日から練習が再開される。

激動の1月、まさにバルサにとってはシーズンそのものがどのような形で終わりを見るか、それが少しははっきりとする月となっている。1月4日の日曜日にアウエーでのサンタンデール戦を皮切りとして、8日の木曜日にはレバンテとの国王杯戦、そしてそれから3日後にはいまだにどこでおこなわれるか決定していない“ホーム”でのサラゴサ戦、また4日後には同じくどこで戦われることになるか決まっていない“ホーム”でのレバンテとの国王杯戦、そして4日後にはリーグ戦のビルバオとの戦いが控えている。もしレバンテを退け国王杯に生き残ることになると、ビルバオ戦の3日後には再び国王杯の試合が控えており、それから3日後にはセビージャとのアウエーの試合が待っているし、さらにこの試合から3日後には再び国王杯戦だ。

リーグ戦では獲得可能ポイント数が12ポイント、そして国王杯では準決勝進出なるかどうか、それが1月の末にはすべてはっきりすることになる。


ライカーに眼鏡をプレゼントしよう!

フラン・ライカーがアンダー20国際大会をテレビ観戦したかどうか、それは怪しいことだ。だが昨日のカンプノウでおこなわれたカタルーニャ代表の試合にはクーマンと共に観戦している。同じカンプノウでの試合でありながら、90分間にわたってチームを応援し続けるその雰囲気の違いに驚いたようだ。
しかもこの点に関しては彼は正しい総括までしている。
「我々もカタルーニャ代表のように、観客を楽しませる試合展開をしないといけない。」
そう、カンプノウでは2勝しかしていないチームの親分としては、その責任を少しは感じても良い頃だろう。

だが、エクアドールに2ゴールをたたき込んだセルヒオ・ガルシアや、アンダー20代表で活躍したイニエスタの話となるとチョイと神経を疑うことになる。
「イニエスタは確かに期待通りの活躍を見せたようだが、我々はもともと彼の実力を知っているから驚くほどのことではない。セルヒオにしても彼がゴレアドールだということはわかっている。だがイニエスタのポジションはロナルディーニョがおり、セルヒオはクルイベル、サビオラという我々が抱えるデランテロとの競争に勝たなくてはいけない。したがって彼らにとっては非常に難しいことであることには変わりがないのも事実。彼らはまだ若いんだし、未経験の選手だから時間をかけてゆっくり育てたい。もちろん一部チームの練習には招集するつもりだ。」

セルヒオ・ガルシアはセビージャ戦でスタメンに起用されて以来、1回としてグランドに戻ってきていない。イニエスタに至ってはこれまでスタメンで起用されたことすらないのだ。クアレスマが負傷すればその代わりに同じポジションでプレーできるサンタマリア・ラ・マドレ・デ・ディオスを起用するというフラン・ライカーには、クライフのイマジネーションはおろかバンガールの古びたブロックノートもないのだろうか。ベンチからいったい何を見ているフラン・ライカー! 君にはクリスマスプレゼントとしてスッキリクッキリ眼鏡を贈ろう。