12月31日 水曜日

■1チャンネル(1.5MB)
一昨日(29日)に練習が再開されたが、ロナルディーニョは飛行機が遅れ練習の途中から参加、同じく飛行機が遅れたマルケスは練習が終わる頃に合流、みんなの拍手を受けて練習に参加。

■2チャンネル(1.6MB)
昨日は“恵まれない子供たちにクリスマスプレゼントを贈ろう”キャンペーン。恵まれた子供がお父さんに頼んで何かを買ってもらい、それをミニエスタディに持っていって恵まれない子供用のプレゼントとしてバルサに提供すると、な〜んと、バルサの選手と一緒に練習できるので〜す! 結局、恵まれている子供は恵まれているということでした。

■3チャンネル(0.9MB)
来年の抱負を力強く毅然と語るアンドレ・イニエスタ。
「一部チームで可能な限りプレーすることが目標だけれども、自分はまだ若いんだし、学ばなければならないことが多くあることも確かなことで、それでもいつかはその日がやって来るだろうという自信はあるんだけれど、ライバル選手が多いから難しいとも思っているわけで、とにかくその日が来るために100%気を入れて頑張っているけれど、スタメンを決めるのは監督の仕事なわけで、でもとにかく一生懸命やるだけだと思っている。」

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バレロ・リベラ辞任

ヨーロッパハンドボールという世界の中にあってこれまで最も多くのタイトルを獲得してきた監督、それがバルサの監督を20年間務めてきたバレロ・リベラだ。13歳でバルセロナにやって来てハンドボールのカンテラ入りを果たし、それ以来バルサの選手として、そしてバルサの監督としてクラブに計り知れない貢献をしてきたバレロ・リベラ、その彼が昨日の午後、突然とも思われる辞任の記者会見を開いた。

彼が20年間のバルサ監督生活で獲得したタイトル数は実に69にものぼる。単純計算して1シーズンで3つ以上のタイトルを獲得していることになる。

■コパ・デ・ヨーロッパ(6回)
■ヨーロッパ・レコパ(5回)
■EHFコパ(1回)
■ヨーロッパ・スーペル・コパ(5回)
■スペインリーグ優勝(12回)
■スペイン国王杯(9回)
■スペイン・スーペル・コパ(11回)
■コパ・アソバル(5回)
■カタルーニャリーグ優勝(9回)
■ピレネーリーグ優勝(6回)

「今シーズン終了と共に、つまり6月30日をもって、長年務めたバルサの監督を辞任することを決めた。これまで自分の可能性を信じてくれたすべてのクラブ関係者、ソシオ、そしていま私の前にいるメディアの方々に心の底からお礼を言いたい。クラブを離れることになっても、そして私がどこで何をしていようが、クラブが私を必要とするならいつでも助言をする用意がある。バルサのハンドボールカンテラとして育ててもらい、選手として13年間、監督として20年間、ほぼ私の人生そのものを過ごしてきたクラブであるのだから、監督を辞めたとしてもバルサというクラブから離れるわけではない。体はバルサにいなくとも心は常にクラブとともにあるのだから。」
クラブ会長のジョアン・ラポルタと共に記者会見場にあらわれたバレロ・リベラは、辞任の経緯については細かく語っていない。だがここ2週間での2回の敗北、一つはコパ・デ・ヨーロッパの予選で敗れたこと、そしてコパ・アソバルの決勝戦で大差で敗北したことなどの責任をとったとも言われている。“世界のハンドボール界にバルサあり”“バルサにリベラあり”とまで言われ、すでにハンドボールの世界では伝説的な人物ともなっている彼だが、20年の間に常にあったプレッシャーに疲れたのだろうとも言われている。