1月10日 土曜日

■1チャンネル(1.2MB)
ゴールが決まらないのは二部のレバンテ相手の試合だけではない。これまでクルイベルがいようがロナルディーニョがいようがオーベルマルスがいようがサビオラがいようがチャビがいようがセルヒオがいようが、そして誰がいようが、ゴールを決めることに苦労しているバルサ。

■2チャンネル(0.8MB)
いつかはゴールがやって来ると信じるプジョー。
「レバンテ相手の試合内容だけれど、個人的には満足している。特に後半の我々のイメージは良かったと思う。もういつものことになってしまったけれど、ゴールチャンスがありながらゴール運に見放されている。そのうち、これまで悪運のおつりがくるくらいゴールが決まると信じている。」

■3チャンネル(1.6MB)
そして日曜日のサラゴサ戦に向けてさっそく練習開始。良いニュース、それはモッタが予定より早く練習を再開したこと。悪いニュース、クルイベルはこの日の練習にも参加していない。どうでもいいニュース、オーベルマルスが一人で練習を始めた。

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4人の使者がトリノに

日曜日におこなわれるサラゴサ戦が終了次第、ダビッツレンタル獲得の交渉に入る予定だったバルサだが、レバンテ相手の敗戦がことを急がせてしまっているようだ。なぜなら昨日9日、会長を先頭にクラブ首脳陣がトリノにあるユベントスのクラブオフィスを訪れて交渉に入ったからだ。バルサ側からは会長のラポルタ、副会長のサンドロ・ルセーとフェラン・ソリアーノ、そしてチキ・ベギリスタインの4人。

ダビッツはすでにチャンピオンズの試合に出場しているから、バルサの戦っているUEFAカップの試合には出場できない。そんな選手でありながらも、今シーズン限りというダビッツの半年間レンタル移籍に関することはバルサとユベントス間で基本的な合意にはすでに達している。ユベントスとしてはダビッツのレンタルで“ビジネス”をする気はない。単純に、監督が計算外としている選手ではあるものの、カルッチオの他のクラブには行って欲しくはないという思いがある。したがってスペインリーグのバルサが彼をレンタルで連れて行き残りの年俸を支払ってくれさすればそれでじゅうぶんだ。だからこの4人の使者がトリノに到着して交渉に入ってわずかな時間でユベントスとの合意がなった。あとは、ダビッツ本人との交渉が残るだけだ。 


ガッツにも、わからないことがある

練習中に左頬の骨を痛めたルイス・エンリケのリハビリは5週間から6週間かかる。幸いにも手術の必要性はなく、いつかのプジョーのように、仮面を付けての練習には3週間ほどすれば可能ともなる。

彼だけではなく、多くのバルサ選手にも理解できなかったこと、それはビクトルからルストゥへの突然の交代劇だ。
「自分だけじゃなく周りの選手も理解に苦しんでいるだろうね。ビクトルはルストゥにスタメンの座を譲るまで良くやっていたし、何で彼が控えにまわったのかよくわからない。もっとも技術的なことに関しては自分にはわからないし、それはコーチングスタッフが判断することだろうけれど、素人目にはビクトルは良くやっていたと思う。」

今シーズンの終了とともにバルサとの契約が切れるルイス・エンリケだが、もしバルサが延長契約を望まないのならそれを受け止め、故郷であるヒホンに一時的に戻ることも考えているという。監督ライセンスの取得も考えている、そういうことまで聞くに及ぶと現役生活の終わりが近づいてきているのがヒシヒシと伝わって参ります。