|
|
|
1月16日 金曜日
|
|
■1チャンネル(1.4MB) レバンテ戦の1点目はイニエスタの記念すべき初ゴールでもある。 ■2チャンネル(1.2MB) ■3チャンネル(1.0MB) ■5チャンネル(1.1MB) ■6チャンネル(1.0MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
|
はい、こちらバルサ医院です 患者が出たり入ったり、例年通りバルサ医院は大忙しだ。レバンテ戦で右頬骨を骨折したカルラス・プジョー患者は約1か月のリハビリが必要。右足に痛み止めの注射を打ちながら根性でプレーし続けたマイケル・レイジゲル患者と試合後に左足に痛みを感じたフィリップ・コクー患者は昨日の練習を休んだものの明日のビルバオ戦には出場できる可能性が強い。また前半に右足を痛めたアンドレ・イニエスタ患者は昨日も痛みが抜けていないことからビルバオ戦の出場はほぼ不可能と見られている。 プジョー患者が去年の2月におこなわれたインテル戦で痛めたのは左頬骨で、今回はその反対側にある右頬骨。前回のが左頬骨の下の部分であったのに今回のは右頬骨の上の部分。しかしながら共通していることは今回も手術の必要はなしということで、プログラムを慎重に組みながらのリハビリとなる。まず最初の10日間は絶対安静で運動やデートは一切ダメ、そして次の10日間はジムでの体力作り、そして最後の10日間はマスクを付けながらの合同練習参加となる。したがって1か月後には監督がOKを出しさえすれば試合には出場することが可能となる。だがその場合も前回と同じように、相手選手に恐怖感を抱かせる例のマスクを付けながらのプレーとなるだろう。 忙しいバルサ医院は入ってくる人だけではなくでていく人もいる。昨日の練習に参加したパトリック・クルイベル元患者とマーク・オーベルマルス常習患者と、今シーズンに入ってからやたらと通院を続けているティアゴ・モッタ元患者がそれぞれドクター許可を得ている。またここ何試合か痛みを覚えながら試合に出場していたコネッホ・サビオラ選手は試合が終わると痛みがとれるようで、彼もまたビルバオ戦には出場が可能と見られている。以上、バルサ医院でした。 |
|
ダビッツ イン カンプノウ もともとレバンテ戦には出場の可能性はほとんどなかったにも関わらず“政治的”な招集を受けて17人の招集メンバーの中に入ったダビッツ。カップ戦ではベンチの中には5人しか入れない規約があるため、招集されても最初から観客席での観戦となることは明らかだった。親友のクルイベルと一緒にパルコからの観戦となったダビッツだが、5か月間のバルサ選手としては、負傷がない限り、これが最初で最後のことになる。なぜなら彼は絶対のスタメン選手としてフラン・ライカーに呼ばれてきた選手なのだから。 そのことを誰よりも認識している彼にとって、この日の観戦はこれまでユベントスの選手として今シーズン何回もおこなっている観客席からの試合観戦よりもリラックスできたに違いない。その証拠にユベントス選手時代での彼を知る人々にとっては信じられないであろう“笑顔”まで見せての観戦となっていた。グランド内ではいっさい笑顔を見せないダビッツ。今シーズンはほとんど干された状態であったため観客席からの試合観戦が多い彼だったが、それでも笑顔を見せたことは一度足りとしてなかった。ダビッツの中で何かが変わってきているのだろうか。 バルサに5か月だけとはいえ入団が可能となったことは、彼にとってユーロ2004への代表選手招集への切符を手に入れたに等しいことになる。なぜならバルサでは監督との衝突問題も起きないだろうし、そもそも監督の希望によって入団が可能となった選手なのだ。したがってほとんどの試合に出場可能となることは間違いないし、試合に出場さえすればオランダ代表にも招集されることになる。だから同じようにジオも必死になってプレーしている。だが彼の場合はダビッツとほんのちょっとだけ事情が異なる。バルサの選手として試合に出場することだけでは代表選手の切符を手に入れることはできない。彼の場合はそれなりの活躍をみせなければ招集されることもないからだ。だからジオは必死になってオスカー・ロペスやナバーロとの違いを見せようとしている。が、目的は今のところ達成されていない。 土曜日のビルバオ戦がバルサの選手としてのデビュー戦となるダビッツ。カップ戦に優勝すれば30万ユーロ、リーグ戦4位以内に入れば40万ユーロの個人的なボーナスがクラブから支払われる契約となっている。レバンテ戦には出場しなかったものの、とりあえず30万ユーロいただきの可能性は残されている。 |
|