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1月29日 木曜日
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■1チャンネル(1.2MB) フラン・ライカー、その調子だ!だんだん監督らしくなってきたぞ! ■2チャンネル(1.2MB) ■3チャンネル(0.8MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
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最初の決勝戦 少なくても2ゴールを決めての勝利としなければばならないサラゴサ戦。彼らがカンプノウで0−1と勝利できたのだから、バルサにしてもロマレーダでのアウエー試合の勝利が不可能なわけがない。だがバルサの場合は2点をあげなければならない苦しい試合ではある。少なくてもリーグ戦4位以内、タイトル一つ獲得を要求するラポルタ政権にとって、このサラゴサとの国王杯の戦いは最初の決勝戦となる。早すぎる決勝戦とは言うものの、引き分けも敗北も許されない試合。 この試合の前日の練習でオーベルマルスが負傷していることは今さらニュースになることではないが、ルイス・エンリケが戻ってきていることは明るいニュースだ。ジェラールもカード制裁の払い込みを済まし戻ってきている。ドクター許可が下りているモッタとマリオ、そしてラモン・ロスとナバーロは招集されずじまいだった。 ■招集選手 |
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1億5千万ユーロのクレジット確保 まあ早い話が、バルサは1億5千万ユーロを各種銀行から借りることに成功したということだ。でもそれは1億5千万ユーロをソーと懐に収め、この資金をクラブ予算に組み込み今後のクラブ経営資金にしていくということではない。これはあくまでも、2003年の夏に発表された1億8千万ユーロの借金を返すためのもの。この1億5千万ユーロで1億8千万ユーロという借金を返すと、なんと、まあ、バルサの抱える借金はわずか3千万ユーロだけとなる。だがよく考えてみると、この1億5千万ユーロも借りていることになるが、これはゆっくりと10年ぐらい時間をかけて返していこうというエグイまでのアイデアだ。借金もできない貧乏人には実はよくわからない話しだけれど・・・。 これだけのクレジットは一つの団体ではおこなえるわけもなく、多くの銀行や信用金庫がからんでいる。筆頭はラ・カイシャ、そしてそれに続くものとしてサバデル銀行、カイシャ・カタルーニャ、ポプラール銀行、バネスト、ドイツ銀行などの名前が見られる。このクレジットを可能としたのは、何と言ってもバルサという組織がもつビジネス界におけるとてつもない大きな可能性だ。先日おこなわれたクラブ金庫番親分フェラン・ソリアーノ記者会見でもわかるように、今シーズンの半期決算でバルサはすでに黒字を達成させている。アボノ・ソシオ年間費の40%値上げや、ソシオ数の増加、あるいは新たな収入源を得るために各スポーツセクションのスポンサー確保だとかが効果をあげてきているのだ。したがって一昨日に再び記者会見を招集し「3年間で9千万ユーロの選手補強予算を組むことに成功した」と語るソリアーノだ。 3年間で9千万ユーロ、算数ができる人なら誰でもわかるように平均すれば毎年3千万ユーロが選手獲得資金となる。だが、これはあくまでも最低の予算であり、放出選手を売った金額がこれに加算されることになると説明するソリアーノ。 また、この9千万ユーロの使い方は単純計算すれば毎年3千万ユーロとなるものの、それ以外にも使い方はあると言う。 じゃあ、どうせなら、先のことなんかどうでもいいから、今度の夏には9千万ユーロ全部使ってパアーッと派手にやってみるか。これぞバルセロニスタ・・・いや、ガスパニスタか? |
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