2月3日 火曜日

■1チャンネル(1.5MB)
イー、アール、サン、スー、ウー、もういっちょでハネ満だ。

■2チャンネル(1.3MB)
オランダ代表監督とクライフ夫婦。この試合ではやけにハイとなっていたクライフ夫人。
「お父さんの力でラポルタは会長になれたし、お父さんの助言でライカーもダビッツもバルサに来たし、こんな5−0の試合が見られるなんてすべてお父さんのおかげよ!」
はい、はい、メレンゲには15ポイントも離されてしまいましたけれど。

■3チャンネル(1.1MB)
お父さん似じゃなくてよかったね!と言いたいところだけれど、やはりどこか似ている。

(映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから)


ナバーロ、レンタルでアルバセテへ!

冬のマーケットが閉鎖となる1月2日24時の4時間前、つまり20時にナバーロのアルバセテへのレンタル移籍が決定。残りの今シーズンのみのレンタル移籍となった。

1年以上のリハビリが続き、一部チームに戻ってきたナバーロを待っていたのは厳しい現実。バルサBでのかつての同僚であるオスカー・ロペスがすでにベンチを温めており、彼の登場の可能性は非常に少ない状況だった。バルサBに戻りリズムを取り戻すナバーロだったが、バルサBにも将来を期待されているペーニャがいた。何試合かバルサBでスタメン出場を果たしたナバーロだが、彼はすでに二部の選手ではなくバルサ一部登録選手。リズムが戻り次第どこかの一部チームで経験を積ませたいと考えていたチキ・ベギリスタインのアイデアで今回のレンタル移籍が実現したことになる。


ダビッツ「バルサが交渉の優先権を持つ」

今シーズンが終了した段階でユベントスとの契約が切れるダビッツはレンタルでバルサに来ている。したがってシーズンが終われば自由の身となって来シーズンからプレーするクラブを探すことになる。だがそれでも常にバルサが交渉の優先権を持つと語るダビッツ。
「まだだいぶ先の話しだが、来シーズンからの契約に関する最初のオファーを聞くクラブはバルサとなる。自分にとってはプロ選手としての最後の契約となるだろうから将来のことは慎重に決めたいと思っている。もちろん経済的なことが重要なテーマとなるだろうが、同じようなオファーであるならバルサに残る可能性はじゅうぶんあり得るだろう。」

これまでは対戦相手でしかなかったバルサにやって来て、ほぼ1か月という時が経過。クラブに対する印象は断然良いようだ。
「バルサに入団することが決まった瞬間、自分はまた一つのビッグクラブでプレーするんだという感じだった。しかしこのクラブは想像していた以上にすべての面でビッグクラブというイメージを受け始めている。クラブ内部を始め、スタディアム、ファンの人々、そしてバルセロナという街などとの接触が多くなるに従ってそのイメージは膨れあがっている。そしてこれまでのところ、すべてのことが良いイメージで自分の中にできあがりつつある。」

彼が来シーズンもバルサに残るかどうかは別として、半年のレンタルでバルサに雇われた最大の理由はリーグ戦4位以内に入ることだということをはっきりと自覚している。
「シーズン終了まで4か月弱しかないけれど、できる限りの手伝いをしたいと思っている。もちろん我々の目的は来シーズンのチャンピオンズリーグに参加すること。したがってアルバセテ戦での勝利は非常に大きいと思う。自分がゴールを入れたことに関して特別な思い入れはない。自分はゴレアドールでないことは誰でも知っているだろうし、もっとも重要な仕事はボールを奪うことさ。だからゴールを入れても別に感激はない。これから難しい試合が続くことになるが、チームのためにできる限りの仕事をしたいと思う。」


この変わり様

日曜日におこなわれたアルバセテ戦で5−0という圧倒的な勝利をおさめたバルサ。翌日、メディアの前にあらわれたジョアン・ラポルタは超ご機嫌だ。
「フラン・ライカーは偉大な監督。彼に対する信頼感を失ったことはこれまで一度足りとしてなかったし、これからもないだろう。」

ビルバオ戦に引き分けたあと、ラポルタ理事会のメンバーがオサスナの監督であるバスコ・アギーレと接触を持ったのはすでに既成の事実。この時期における接触は、来シーズンからの新監督構想として彼を考えていたとしか考えられない。だがアルバセテ戦での思わぬ圧勝という結果がラポルタを“軽く”している。とてつもなく“軽く”しているようだ。口も“軽い”が変わり身も“軽く”早い。

5−0とはいえ、相手はアルバセテ。あの試合の2時間前にミニエスタディでバルサBと対戦したカステジョンの方がよほど強敵という感じだった。しかもバルサはこれから厳しい戦いが待っている。アウエーでのオサスナ戦、カンプノウでのAt.マドリ戦、そして2戦連続アウエーとなるバレンシア、コルーニャとの戦い。果たしてこれらの試合が終わったあとにもラポルタは同じことと言えることになるのかどうか。