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2月4日 水曜日
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■1チャンネル(0.9MB) アルバセテ戦前の出し忘れ画像。 ■2チャンネル(1.4MB) ■3チャンネル(1.3MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
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ロナルディーニョ復活作戦 ロナルディーニョのことを“ロニー”と呼ぶ少しくすぐったくなるような彼の大ファンでさえ、負傷以前の彼とそれ以降の彼では大きな違いがあることはわかるはずだ。ラポルタの言う“メディア的クラック“であろうとなかろうと、負傷から戻ってきたロナルディーニョは完全には過去の調子に戻っていない。その原因は、やはりフィジカル面にあると考えるスタッフ・テクニコ。これから難しい試合が待っているバルサには、どうしてもかつてのロナルディーニョの活躍が必要だ。そこで、ロナルディーニョ復活作戦の開始、開始、開始。 国王杯のサラゴサ戦でのロナルディーニョの動きは今シーズンの彼としては最低のものだった。ロナルディーニョの批判をしたのでは新聞そのものの売れ行きにも響くメディアとしては、彼に対しての記事内容は常に甘いものになる。それが翌日のフラン・ライカー批判となってあらわれた。 ロナルディーニョは合同練習とは離れてのトレーナーとの走り込みでフィジカル面の調整をおこなっている。アルバセテ戦にはカード制裁で出場できなかったがそれは不幸中の幸いというものだ。彼自身も周りの選手と比べてフィジカル的に劣っていることを認めている。だが回復は時間の問題でもある。これからの戦いにロナルディーニョはどうしても必要な選手。負傷以前のロナルディーニョに1日も早く戻ることができれば、それは同時にバルサの快進撃の保証ともなる。少年ジェットのように今日も走るロナルディーニョ。走れ、走れ、走りまくれ! |
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287分無失点ビクトル ジョアン・ラポルタ会長が5−0という圧勝で終わった試合の翌日に「フラン・ライカー監督は偉大な監督。我々は今まで彼に対する信頼感を失ったことはないし、これからもないだろう」と語るとき、それはほぼ冗談の世界のたぐいのものであり、誰もその言葉に共感をもつはずもない。短い監督経験とはいえ、いまだにタイトルの一つも獲得したことがないし、まして今のバルサの置かれている現状を見れば明らかだ。残り4か月となったリーグ戦で首位のレアル・マドリに15ポイント差と離され、クラブの唯一の目標は4位以内に入ること。そのような状況を作りだしている監督が、少なくても今のところ“偉大”な監督であるわけがない。 フラン・ライカーは結果をだしていないものの、ポルテロのビクトル・バルデスは確実に結果をだしつつある。ラポルタのプレッシャーに負け、それまで絶対スタメンの一人だったビクトルをベンチに下げルストゥを選んだフラン・ライカー。だがメディアクラックトルコ人ポルテロを出場させながらも、残念ながら悲惨な結果に終わってしまった。そして多くのバルセロニスタのプレッシャーの前に、再びビクトルがスタメンポルテロとして登場したのはつい最近のことだ。そして彼はこれまで287分間にわたってゴールを許していない。最後にゴールを決められたのは、そう、クラシコでのロナルドのゴールだった。 サラゴサ戦で無失点、次のビルバオ戦はインフルエンザで倒れジョルケラがスタメン登場し、素晴らしい活躍をみせるものの最終的に引き分けという結果につながる1点を許している。そしてセビージャ戦で復活し無失点、また先日のアルバセテ戦でも無失点という結果をだしている。 今年の夏に開催されるユーロ2004ポルトガル大会。スペイン代表として選ばれるポルテロは第一ポルテロとしてカシージャス、第二ポルテロとしてカニサーレス、そして現在は空白となっている第三ポルテロ。この空白に入るのはビクトルかレイナというのが代表監督のイニャキ・サエスのアイデアだ。アンダー21代表では試合ごとにレイナとビクトルがそれぞれポルテロを務めていた。残りの4か月のリーグ戦でどちかが活躍し続けるかでこの空白が埋まることになる。 |
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