2月28日 土曜日

■1チャンネル(1.7MB)
散歩をしている日中の温度は+2°、試合中は−2°。それでもプジョーだけは半袖。

■2チャンネル(1.0MB)
「ロナルディーニョはクラック選手だからあれぐらいの活躍をして当然」
昨日の練習にはダビッツも参加。

■3チャンネル(0.8MB)
マドリを敗ったものの左手薬指を骨折してしまったナバーロ。それでも今日の試合には出場するつもりだという。

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ペシッチバルサ5−0マドリ

昨シーズン、バルサの監督に就任したペシッチ、彼は昨日の試合を含めてこれまで5試合のクラシコを戦ってきている。そしてまだ1回も敗北を知らない。セビージャでおこなわれているバスケ国王杯準々決勝でのクラシコの戦いで、再びバルサに勝利の軍配が上がった。当然と言えば当然の結果だ。なぜならバルサの方が圧倒的に強いのだから。

だがもちろん簡単な試合だったわけではない。第一クオーター、第二クオーターともメレンゲが圧倒的な攻めを見せ、バルサに10点ものハンディーをつける試合展開となっていた。だがペシッチはディフェンスを固め、メンバー的に劣るメレンゲ選手の疲労を待つ作戦にでる。それが効果を見るのは第三クオーターに入ってからであり、第四クオーターに入ってからはバルサがメレンゲに追いつき突き放すという展開になる。それでも試合が終了して見ればわずか1点差という結果。弱いマドリにしては非常に健闘した試合であり、誉めてあげなければいけない。

土曜日の準決勝戦は同じカタルーニャのチームであるユベントスと戦うバルサ。これまでの長い国王杯の歴史において2年連続優勝を飾ったチームは存在しない。昨シーズンの優勝チームバルサがその歴史をうち破ることが可能となるかどうか、それはこの試合と日曜日の決勝戦次第だ。


ツアーガイド頑張るの巻き

ゴーテルボルグへの長い道のりを目指すバルサ御一行さま。彼らのツアーガイドの名前はロナルディーニョ・ガウチョ。そのツアーガイドがほんのチョットだけゴーテルボルグへの道のりを短くしてくれた。まだまだ長い道のりとは言え、ほんのチョットだけ短くなった。

相変わらず結果を出しまくっているバルサだ。ブロンビーを敗った昨日の試合ですでに6連勝街道を走っている。これまで“今日勝ったと思ったら明日は負けている”というイメージのバルサであったけれど、どうやらそのイメージから脱却しつつあるようだ。勝利することに苦労する試合が続くものの、最終的には勝利という結果を出すことに成功している。退屈な試合展開と言えばそうかも知れない。スペクタクルがないと言えば確かにそうかも知れない。だがかつてはスペクタクルもなく退屈な試合展開をして負けていたことを考えれば、勝利という結果をだしているフラン・ライカーバルサは、やはり正しく公平に評価されるべきだろう。

いずれにしてもゴーテルボルグへの道はまだ遠い。昨日の試合はほんのチョットした障害を越えたに過ぎない。デンマークのブロンビーという、大して障害にもならない障害を越えたに過ぎない。勝負はまだまだ先だ。