3月3日 水曜日

■1チャンネル(1.3MB)
男ガウチョ、気合いが入っております。

■2チャンネル(1.0MB)
ご存知、ペプシ・コマーシャル

■3チャンネル(1.0MB)
デポル戦の翌日におこなわれたガルシア地方のコマーシャル風景。サンティアゴ・コンポステーラにある歴史的なカテドラルのガラス窓を割った犯人はこの方です。

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ジェラール負傷

昨日の午前中の練習でジェラールが右足を負傷しカンプノウで水曜日におこなわれるブロンビー戦には収集されていない。負傷具合はたいしたものではないようで、日曜日のマジョルカ戦には出場できる見通しだ。またダビッツはUEFAカップには出場できないし、ルイス・エンリケは3試合出場停止処分中であるから彼らも招集されていない。

コルーニャ戦で招集された選手たちとの違いはクアレスマ、ラモン・ロス、オスカー・ロペスの3人が呼ばれていることだ。マルケスとクルイベルが呼ばれていないことはコルーニャ戦と同じ。またクルイベルのマジョルカ戦への出場の可能性についてはフラン・ライカーは否定的のようだ。負傷中であるにも関わらずシッチェスでおこなわれた真夜中のカーニバルパーティーでヨレヨレになってしまった、と、誰かがもらしていたが、本当のことだったんかいな?

■招集選手(スタメン予想選手)
ビクトル、ジオ、プジョー、オラゲール、レイジゲル、コクー、モッタ、チャビ、ルイス・ガルシア、ロナルディーニョ、サビオラ
、ルストゥ、オスカー・ロペス、ガブリ、ロス、イニエスタ、クアレスマ、オーベルマルス


トリスタンテ・オリバの伝説の数々

我々バルセロニスタには2、3週間前ぐらいから注目される人物となったトリスタンテ・オリバ、だがこの方はとてつもなく有名で、実は数々の伝説をすでに持っておられる審判だった。しかもその伝説はスペイン全土にまたがって語られ続けられているという、とてつもなくスケールの大きい偉大な審判なのだ。

2000年12月のアンダルシア地方アルヘシラスのメディアは地元チームの試合に笛を吹いたトリスタンテ・オリバという審判に関して次のような見出しを出している。
“二部リーグでこれ以下の審判は存在しない”
そしてアルバセテのフランス人選手ローレンは、EFE通信に次のようなコメントを最近載せている。
「スペインリーグの審判で誰が一番優秀か、それは自分にはわからない。だが誰が最悪の審判かと聞かれればそれは簡単さ、トリスタンテ・オリバという審判だよ」
そしてバスク地方の新聞にコラムを載せているアスカルゴルタにとってもトリスタンテ・オリバ以上の最悪の審判を探すのは容易な仕事ではないと語る。
「マドリ・バレンシア戦のありもしないペナルティー騒ぎや、コルーニャ・バルサ戦の背番号間違いもひどい話だが、今シーズンの最悪の笛はセルタ・ソシエダ戦だと思う。あの日のトリスタンテ・オリバの笛は自分が経験してきたフットボール試合の中で最悪のものだった。」

今年42才を迎えるトリスタンテ・オリバは年齢だけで見ると、リーグ審判の中でエスキナ・トーレス、ロサントス・オマール、そしてカルモナ・メンデスに続いて4番目のベテラン審判となる。だが何を隠そう、彼は今シーズンに初めて一部リーグに昇進してきた審判であり、まだ11試合しか笛を吹いた経験のない審判でもある。一部リーグ審判の年齢制限は45才となっているから、幸運にも今シーズンだけではなく来シーズン以降も審判生命を保たれるとすれば、あと4シーズンにわたって世間を騒がせることができる審判だ。だが果たして今シーズンに一部リーグに昇進できたようなその幸運が来シーズンも彼に訪れるかどうか、それは限りなく疑問だ。

二部リーグで8年間にわたって審判を務めたトリスタンテ・オリバ、二部リーグ審判引退年齢は41才と決められているから、もし今シーズンに一部に昇進を果たせなかったとしたら、彼はもう審判生活を引退していることになるはずだった。だがその彼に、一人の温情厚い元審判が救いの手を伸ばすことを決意する。ディアス・ベガ、彼が審判委員長に声をかけ、トリスタンテ・オリバの昇進を薦める一人となる。果たして彼の声の効果あったのかどうか、それは別として、二部でも決していい仕事をしていなかった彼はカテゴリー昇進がかなってしまう。そして、マルチェナの悲劇やモッタの喜劇が生まれることになる。

色々とやってくれる審判として有名になったトリスタンテ・オリバ、何だか個人的には気に入ってきたぞ。頑張れトリスタンテ・オリバ、もっともっとスペクタクルを頂戴!