3月5日 金曜日

■1チャンネル(1.6MB)
バルサに沈められる次のお方はセルティック。ただ、この寒さが強敵だ。

■2チャンネル(1.5MB)
キレキレのルイス・ガルシア、おめでとうゴールのコクー、そして孤軍奮闘のコネッホ、それでもやはり消化試合。寒さだけがヒシヒシのカンプノウ。

■3チャンネル(1.0MB)
エンジョイ・ラウドゥルップがカンプノウに帰ってきた。

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次の犠牲者はセルティック

マイケル・ラウドゥルップ率いるブロンビーがプレステージあたりの練習相手クラスだとすれば、バルサが来週対戦するセルティックは・・・、せいぜいガンペル杯にも呼ばれるかどうかというクラブだ。いかに昨シーズンのUEFAカップ決勝戦に残ったチームとは言え、いかにチャンピオンズリーグに今シーズン参加していたチームとは言え、いかにスコットランドリーグで20連勝以上の記録を作っているとは言え、そこはそれ、セルティック、バルサの準々決勝進出の可能性は非常に濃厚だ。ブロンビー戦にかけつけたバルセロニスタが4万人チョイ、セルティック戦になれば6万人程度の人々で埋まるかも知れない。

バルサの強さのもとに惜しくも敗れ去ることになるセルティックの後のバルサの対戦相手、それはビジャレアルとローマの勝者。そしてその後に準決勝を経て、ゴーテルボルグは試合ごとに近づいてくる。 


モッタはシロだった

と言ってもメレンゲ色ということではなく、あくまでも無実だったと言うことだ。デポルとの試合で二枚の不可思議なイエローカードをもらい退場になったティアゴ・モッタ、最終的にそれはやはり冗談以外何ものでもないということがわかり二枚とも無効にされた。1枚目はコクーと間違われ、二枚目は32番の背番号を付けたオラゲールと間違えられ、アッと驚くイエローカードが真っ赤っかに変色してしまい試合終了の笛を待つまでもなくベンチ行きとなっていた。

この不可思議な二枚のイエローカードに正しくも抗議し、その結果ボケ審判の反感を買うことになったロナルディーニョ、テン・カテ、ライカー監督。彼らが獲得したイエローカードに関しての無効は発表されていない。


3試合で3種類のボール

試合の度にコロコロと変わるボールの種類。バルサはここ3試合で3種類のボールを使っての試合となっている。先週の木曜日のブロンビー戦、ここではユーロ2004の公式ボールと認定されているRoteiro(アディダス)を使って試合をおこなった。ア・コルーニャの試合で提供されたボールはこれまで使用してきたリーガ公式ボール、だが昨日の試合にはまた新たな種類のボールを使うことになる。それはTotal 90 Aerow(ナイキ)と呼ばれるボールで、来シーズンからのリーガ公式ボールとなるものだ。

もちろん選手たちには評判はよくない。どのボールであろうと、同じ大きさであり同じ重さであり丸いという共通性はあるものの、それぞれ違う反応を示すからだ。例えば、昨日の試合で使用したナイキのボールに関してルイス・ガルシアとロナルディーニョは同じような違和感を感じているようだ。
「90分間だけでは慣れることができなかった。コントロールが非常に難しいボールという印象だ。」
そしてポルテロのビクトルは次のように語っている。
「ポルテロにとっては非常に扱いにくいボールだと思った。軽いということはないのだろうけれど、スピードがとてつもなく速い印象を受けたし、ボールの回転がこれまでのボールと違うような変な回転をしていた。」

来シーズンからリーガ公式ボールとされるこのTotal 90 Aerowというナイキのボールは2年間の研究が実って完成された“理想的”なボールだと関係者は語る。だが、選手たちの評判はよくない、もっともボールが変わるたびに評判が悪いのはいつものことだが。