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4月7日 水曜日
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■1チャンネル(1.3MB) ラファエル・マルケスの奥さんアドリアーナが18才の時にテレビに出演。だからどうということはないんだけれど、とにかくそういうこと。 ■2チャンネル(1.1MB) ■3チャンネル(0.8MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
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危機を迎えたバルサB リーグの折り返し地点を曲がってからのバルサBの成績は悲惨の一言に尽きる。勝利した試合数が3、そして敗戦、引き分けがそれぞれ5つ、つまり39ポイント獲得可能な試合を戦いながら、わずか14ポイントしか勝ち取っていないことを意味する。先週末ミニエスタディでおこなわれたノベルダとの試合で敗北したバルサBは、この試合ではっきりと危機を迎えている状況を示すことになる。リーグ前半戦は好調だったバルサBの現在の凋落ぶりはいったい何が原因なのだろうか。 昨シーズンまでフィゲーラスの監督を務めていたグラタコスは今シーズンからバルサBの監督に就任している。彼の目標、それはクラブの目標と言い換えても良いが、一部チームの要請に応えてバルサBの選手を可能な限り上のカテゴリーでプレーさせること。したがってこの目標そのものの達成には満足しているグラタコス。なぜならオスカー・ロペス、オラゲール、セルヒオ・ガルシア、ラモン・ロス、ジョルケラなどが必要に応じて一部でプレーする機会があったからだ。だが、それでも、つまり二部Bカテゴリーから二部Aカテゴリーへの昇進というもう一つの目標に関しては当然ながら不満足な状態となっている。32節を消化した段階でバルサBは7位、カテゴリー昇進をかけたプレーオフ出場の権利を得られる4位まで4ポイント差となってしまっている。 それでもグラタコスは、選手に対しての不満はいっさい表明したことはない。起用可能な選手をどうにかこうにかやりくりしてシーズンを戦っているチームの現状を誰よりも認識している彼だからだ。例えば、バルサBで重要な役割を担うセルヒオ・ガルシアやオスカー・ロペス、そして負傷前のラモン・ロスなどは毎日フラン・ライカー監督の要請で一部チームの練習に合流し、バルサBでの練習はほとんどしていない。しかも試合ギリギリまでどの選手が起用可能かさえわからない状態だ。果たして翌日の試合にセルヒオ・ガルシアが計算できるのか、あるいはオスカー・ロペスが起用可能となるのか、それは一部チームの試合の前日にフラン・ライカーによって発表される招集選手のリストを見るまでわからないグラタコス。 リーグ戦折り返し地点を過ぎてからのバルサBの凋落に関して、グラタコスの分析は明らかだ。オラゲールの不在、それは一部チームで例えばプジョーが使えなくなったのと同じ現象だと思えばいい。ラモン・ロスの負傷、それは例えばコクーが負傷したのと同じ現象だと思えばいい。それだけ重要な選手の欠落を受け止めなければならなかったバルサB。さらに多くのクラブが冬のマーケットを利用してチームそのものを補強していったのに比べ、バルサBでは逆の現象を迎えてしまった。ババンジーダ、ナバーロ、アロンソという重要な選手の他クラブへのレンタルがおこなわれてしまった。そしてオラゲールの一部昇進。チーム状態は下降線のカーブを描きながら、危機という状態を迎えることになる。 もし幸運にもプレーオフ参加権を勝ち取ったとしよう。それでもグラタコスの悩みは消えることがない。なぜならこのプレーオフで勝利への重要な駒となるオスカー・ロペスやセルヒオ・ガルシアの参加が危ぶまれるからだ。バルサB所属の選手がもし一部チームで10試合出場を果たしたとしたなら、彼らはもう二度とバルサBでの出場は不可能となる。オスカー・ロペスはこれまで一部チームで8試合出場している。マルケスやプジョー、ガブリの負傷、そしてジオのカード制裁により彼は今週末のバジャドリ戦での出場は間違いないところ。したがってシーズン終了までに10試合の出場はほぼ決定的でもある。一方、セルヒオ・ガルシアもこれまで6試合に出場している。もしさらに4試合出場することになると、彼もまたプレーオフには出場できない。ラモン・ロスが復帰してくる可能性もあるが、これは時間の経過をまたないとはっきりしない。 だがそれでもグラタコスはプレーオフ参加権をかけて戦い続ける。そしてそれはじゅうぶん可能なことだとも思うグラタコス。 |
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