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4月18日 日曜日
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■1チャンネル(1.5MB) 気をつけよう 危ない人の右手に光る 赤い紙 字アマリ ■2チャンネル(0.9MB) ■3チャンネル(1.0MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
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サビオラ100、コクー200 すでにリーガの戦いがラストスパートの時期を迎えている今、サビオラは押しも押されもせぬスタメン選手となっている。それはあるべきプロ精神をひたすら貫いてきた1人の選手に対する監督という指導者からのご褒美であり同時にチームの必要性からと言える。負傷から戻ってきたパトリックをベンチに追いやり、フラン・ライカーの期待通りにゴールを決めているからだ。そのサビオラにもう一つのご褒美が用意されている。それはマラガ選出場がバルサの選手としてリーガ出場100試合という記念試合となるからだ。 シーズンが開始され、ビサビオラのとる道は二つ残されていた。一つ、スタメン出場できないことの不満を表明し、それでも監督のリアクションがないのであれば我が身の不運を呪うこと、もう一つ、それは不満の一言ももらさずひたすら沈黙を守り、日々の練習に100%のエネルギーを消費しつつ、いつか訪れるかも知れないチャンスを待つこと。サビオラが選択した道は、もちろん後者だった。なぜなら、サビオラはもともとそういうタイプの人間であり、23歳となっている彼は過去に多くの難しい時期を経験してきているからだ。 今シーズンも彼にとって難しいシーズンとなっていた。これまでバルサの選手として経験してきた2年間も決してやさしいものではなかったとは言え、フラン・ライカーが監督となった今シーズンは過去以上の困難さが予想されていた。フラン・ライカーが理想とする9番、その9番にサビオラのタイプは入らない。パトリック・クルイベルのような長身で、ヘディングや相手選手との当たりに強い選手が監督の望む9番ということはすでに知られていた。そしてそれ以外の問題として非常に大きな障害、それは外国人選手問題だった。クラブの“変革”を訴えた新政権が樹立され、新たに入団してきた外国人選手、それはルストゥであり、ロナルディーニョであり、そしてマルケスだった。したがって彼は4番目の外国人選手として認識されていることを知っていた。だがそれでも多くの実力ある選手がこれまでそうであったように、サビオラもまた、与えられたチャンスをものにし試合出場の継続性を勝ち取ることになる。 フラン・ライカーを含めスタッフテクニコは来シーズン以降のサビオラの重要性を認めている。もちろん彼は来シーズンもバルサでプレーすることになるだろう。が、それでも再び彼にとって難しいシーズンとなることは避けられない。スタッフテクニコが重要性を認めることと、スタメン出場の約束とはまったく別のことだ。パトリックが抜けたとしても新たな9番の選手が加入してくることは間違いないこと。そしてサビオラは、いつものシーズンのように、彼らとの激しい戦いを繰り広げていかなければならない運命だ。 そしてフィリップ・コクーもマラガ戦で一つの記録を作る選手だ。決してメディア的クラックでもなければ派手な選手でもないコクー。だがそれでも多くの監督にとって必要な選手の1人として選ばれるだろう、チームにとって不可欠要素となるタイプの選手の1人だ。1998年、バルサと3年契約を結んで入団してきた時、彼はどのようなタイプの選手かとメディアに聞かれ次のように答えていた。 ルイス・エンリケと共に今ではカピタンもまかされているコクーは今シーズンで6年目となる。サビオラと同じように3シーズン目にリーグ出場100試合を達成した彼は、マラガ戦で200試合出場を果たすことになる。そして来週から開始されることになる彼の契約更新交渉ではさらに1年の延長契約が決定されることになるだろう。 ■招集選手(スタメン予想選手) |
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