ダービー戦は終わったものの・・・
まだ終わっていないバルサとエスパニョールの戦い。それぞれのクラブが誇るインフェリオールカテゴリークラスでの大会では残り1試合、あるいは2試合を残してシーズンをかけた最後の戦いがおこなわれることになる。カテゴリーによってはどちらかのクラブがすでにリーグ優勝を決めてしまっているところもあるものの、リーグ最終戦での試合結果が優勝チームとなるか、あるいは準優勝チームとなるか、大きな分かれ目となる。7〜8歳の最年少者によってプレーするベンジャミンクラスから17〜18歳の少年たちによって構成されるフベニールカテゴリーまで、毎年のことながらバルサとエスパニョールのよるタイトルを賭けた戦いが繰り広げられる。そしてその戦いを通して、彼らたちはライバルの何たるかを知り、ダービー戦の重要性を子供の頃から学んでくる。
■二部Aリーグ
残念ながらバルサもエスパニョールもこのカテゴリーにはいない。
■二部Bリーグ
バルサBはあと2試合を残したところで8位。二部Aカテゴリー昇進をかけたプレーオフに参加できるのは4位までのチームであり、その4位まで4ポイント差となっている。したがって現実問題としてプレーオフ参加は非常に難しい。エスパニョールの方はといえば12位に位置し、バルサBに9ポイント差をつけられている。
■三部リーグ
このカテゴリーにはバルサCがいるが、エスパニョールにはCチームがない。バルサCはシーズンの折り返し地点では降格ラインに入っていたが、メッシーやリエラなどの助っ人組が参加してきたこともあり、現在では9位となっている。4位以内に入れば二部Bリーグへの昇格の道も開けるが、いずれにしてもそのカテゴリーにはバルサBがいるため、バルサCはこのカテゴリーで来シーズンも戦うことになる。
■フベニール一部リーグ
このカテゴリーになるとエスパニョールは強い。すでにリーグ優勝を決めており、バルサフベニールは3位となっている。
■フベニール二部リーグ
このカテゴリーでは、ビクトル・バスケスやソンゴー、フアンホ、ジェラール・ピケ、リエラ、メッシーなどが主体となっているバルサ。あと1試合を残したところで2位エスパニョールに3ポイント差をつけて首位。最後の試合に最低引き分けでもリーグ優勝となる。
■カデッテ一部リーグ
今年の豊田国際ユースの大会に参加することになるであろうバルサカデッテチーム。2位のエスパニョールに4ポイント差をつけてすでにリーグ優勝を決めている。
■カデッテ二部リーグ
あと1試合を残したところですでにエスパニョールが優勝を決めた。2位は7ポイント差でバルサ。
■インファンティール一部リーグ
最終節を今週末におこなうが、最もスリリングなカテゴリーだ。ミニエスタディでのエスパニョール戦で今シーズンのリーグ戦唯一の敗北の味を知ったバルサ。29試合を消化したところで208ゴール獲得し失点はわずか10点。そして1位のエスパニョールとの差はわずか2ポイント。今週末のエスパニョール対バルサの試合ですべてが決まる。ヤゴ、フラン、ボージャンたちは来シーズンにはカデッテBとカデッテAを行ったり来たりすることになりそう。
■インファンティール二部リーグ
このカテゴリーではグループがいくつかあり、バルサとエスパニョールはそれぞれ違うグループに属している。バルサは首位に2ポイント差で2位、エスパニョールも2位ながら3ポイント差で首位にくっついている。
■アレビン一部リーグ
残り2試合となったところでエスパニョールがバルサに4ポイント差でリード。それぞれ1位と2位にいる。
■アレビン二部リーグ
このカテゴリーもグループが違うが、バルサはすでに優勝を決め、エスパニョールも残り2試合というとことで首位のチームを2ポイント差で追いかけている。
■ベンジャミンリーグ
それぞれのグループでバルサ、エスパニョールともすでに優勝を決めている。
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