5月8日 土曜日

■1チャンネル(1.2MB)
5月29日におこなわれる“ウリストを持ち上げる親善試合”のコマーシャル。
蛇足ながらシナリオはこんな感じ。
888号室の診療ベッドにはウリストにやられぶっ倒れた審判らしき人が。彼を診察するのはご存知ヨハン。
「大丈夫だからもう安心しなさい。彼はもう引退することになっているのだから。」
そこへアモールが入ってきて一言。
「ミスター、ちょっと廊下に来てくれ」
アレサンコ「まだ何も終わっちゃいないようだ、ミスター」
チキ「どうやら試合を続行しなければならない」
そこへ吠える狼がボールを持ってやって来た。
「お〜い、みんな何しているんだ!さあ、試合だぞ!」

■2チャンネル(1.0MB)
クラシコ試合後のウリスト発言
「ギャラクシー、ギャラクシーってうるさい連中だが、この試合でギャラクシーだったのはフロレンティーノだけだったじゃないか。あの会長席での試合中の騒ぎかたはまさにギャラクシーだったぜ。」
一昨日のフロレンティーノの発言
「彼をのぞく大勢のクラブ関係者が詫びの電話を入れてきた。彼の発言に恥ずかしい思いをしているという内容の電話だった。ウリストがクラブ内に仕事を得ようとして受けのいい発言をしたのだろうが、そんなみっともないことはやめた方がいいだろう。」

■3チャンネル(1.1MB)
「ダビッツはここ何年かで性格も非常におとなしくなってきている。毎年毎年よくなってきているとさえ思っている。この調子でいけば、80歳ぐらいになったら時にはとてもおとなしい人物になっていると思うよ。」
ダビッツは食事会でのカメラマンとのもめ事は“ジョーク”だとおっしゃってました。

(映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから)


地獄のバライードス

バルサを待ち受けるセルタ、その試合がおこなわれるのは地獄のバライードスだ。来シーズンも一部カテゴリーでのプレーが可能になることを必死になって追及するセルタにとって、バルサとの試合は生死を賭けた戦いとなる。したがって選手、クラブ関係者はすべてのセルタファンにスタディアムに結集するよう呼びかけ、大いなるプレッシャーをバルサにかけようとしている。木曜日には練習を休みにし昼食会をおこなったバルサに対し、セルタは報道陣をシャットアウトしての秘密練習に汗を流していた。

バルサにとって残り3試合のすべてがシーズンをかけた決勝戦となっているように、セルタにとっても違う意味での決勝戦だ。35節を終了した段階でセルタは36ポイントで19位。彼らの上には37ポイントのエスパニョールとバジャドリ、そして39ポイントのサラゴサがいる。今日のバルサ戦を終了すると来週末はアウエーでのア・コルーニャ戦、そして最終戦は地元でのマジョルカ戦が控えており、スケジュール的には非常に厳しいものとなっている。もしバルサに勝利の3ポイントを持って行かれるような事態が生じたら、アウエーでの勝利と最終戦での勝利がカテゴリー維持のためにどうしても必要となるであろう彼らにとって、地元バライードスでのバルサ戦は文字通り生死を賭けたものと言って良い。
「セルタファンのすべての人々にこの試合だけはスタディアムに駆けつけるようにお願いしたい。我々にとってこの試合は生死を賭けたものとなっているんだから、どうしてもファンの人々の協力が必要だ。」
頭の中味がかる〜く、かる〜くできているフアンフランでさえこう語っている。

セルタが必勝態勢で来るなら、バルサにとってもとてつもなく大事なこの試合に必勝態勢で望むことになる。少ない可能性ながらもリーグ優勝をかけた試合であると共に、2位のレアル・マドリに追いつき追い越す願ってもないチャンスだからだ。かつて18ポイントも差をつけられていたのが今ではわずか1ポイント差というところまで接近、しかもレアル・マドリの試合はバルサの結果がわかってからおこなわれることになる。もしバルサが勝利すれば、それは彼らにとってとてつもないプレッシャーとして覆い被さってくるだろう。

■招集選手(スタメン予想)
ビクトル、ジオ、コクー、オラゲール、レイジゲル、モッタ、チャビ、ダビッツ、ロナルディーニョ、イニエスタ、サビオラ
、ジョルケラ、マルケス、ガブリ、ジェラール、ルイス・エンリケ、オーベルマルス、クルイベル