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5月15日 土曜日
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■1チャンネル(1.2MB) バルサでは負傷と不運が重なり爆発しなかったマラドーナ。今では病院のベッドに拘束服のようなものを着せられて横たわり、体に染みついてしまったコカイン中毒との戦いを余儀なくされている。バモス、天才マラドーナ! ■2チャンネル(1.0MB) ■3チャンネル(0.9MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
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出口の見つからない選手たち 「出口を探せ!出口を探せ!出口を探せ!」 去年の夏と同じように、今年の夏がやって来れば移籍の際に必要となる違約金が180万ユーロとなるパトリック・クルイベル。だが前回の夏でもそうであったように、違約金は支払えても彼が満足できる年俸をだすクラブは見つからない。手取り500万ユーロ(税込み1000万ユーロ)という高額な年俸を支払えるクラブが存在しない。それでも去年の夏のように“パトリック騒動”が繰り返される可能性はあるだろう。残留するのかしないのか、それが計算できないクラブとしては前もって出口を探すことができれば最高のスタイルとなる。しかもクラブとしては、トレセゲ獲得がすでに選手個人との交渉では成立している事実もある。したがって可能な限り前もって出口を探しておきたいクラブ、だが、その出口は容易には見つからない。 手取り300万ユーロ(税込み600万ユーロ)の年俸をとっているマーク・オーベルマルスにしても同じだ。もう1年の契約が残っている彼にとって、気に入らないところに行くよりはバルサとの契約を全うすることに主眼を置いている。すでにトルコのクラブからのオファーやイングランドのクラブからのオファーを断っていると言われるオーベル。クーマン・アヤックスが彼の獲得を狙っているなどというあり得ない噂はすでにクーマンによって否定されている。彼の出口が見つかる唯一の可能性、それはユーロ2004大会での派手な活躍、それ期待するしかないクラブ関係者。 もう一人の高額年俸受給者ジェラール・ロペス。手取り400万ユーロ(税込み800万ユーロ)を稼いでいる彼もまた2005年までの契約期間が残されている。バレンシアに2千160万ユーロの違約金を支払って獲得したこのカンテラ選手、だがその期待のジェラールは依然として不発状態だ。ラポルタ新政権樹立と共に残留か放出かという問題は、新監督のフラン・ライカーの意向のもとに継続作戦となったジェラールだが、今シーズンもまた大活躍と言われるほどの仕事は見せていない。リーグ後半戦での大巻き返しでも、彼の登場はほとんどなかった事実が、今シーズン終了後の出口探しの理由となっている。だが、それでも彼の年俸を支払えるクラブが存在するわけがない。 翌シーズンの構想を練るに当たって、まず獲得選手より放出選手が優先事項となるのは当然のこと。それでなければ選手のオーバーブッキングになってしまうし、クラブ資金のむだ遣いともなりかねない重要な項目だ。セニョール・ライカー、サンドロ・ルセー、そしてチキ・ベギリスタインは彼らの出口を探している、が、それを見つけるのは容易なことではない。 |
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