5月27日 木曜日

■1チャンネル(1.7MB)
8万3200人の観衆で埋まったカタルーニャ代表対ブラジル代表の親善試合。リズムは“サルダーナ”ではなくて“サンバ”、ゴール数もトータル7つと派手な試合となった。

■2チャンネル(1.5MB)
カタルーニャ代表のゴールはジェラールと自由のメガミーニョ。

■3チャンネル(0.9MB)
太っただの、ハンバーガーの食い過ぎだの、コーラの飲み過ぎだの、女のケツばっか追っかけてるだのと言われながらも、フットボールで最も難しいワザとされているゴールを決める才能に関しては、やはり、さすが、だのおお。

■5チャンネル(1.2MB)
元カピタン「セレソンはフランスと並んで世界最強チーム。我々との力の差は歴然としていた。あらゆる意味合いにおいて彼らの方が上。」

■6チャンネル(1.6MB)
セルジ、ルジェー、ジョルディ、グアルディオラ、キケ・アルバレス、ミゲランヘル、ジョフレ、セスクの元バルサカンテラ組。グアルディオラとセスクをのぞいて、他の選手はすべてクラブ方針というか当時監督の判断で放出選手となりクラブを去っていった。それでも“ラ・ビダ・シゲー(人生は続く)”、みんな元気にやっている。

(映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから)


明日のために、その3

■明日のために、まず今日のお別れ
というわけで、コーチングスタッフと選手たちとのお別れ会が水曜日におこなわれた。フットボールチームのお別れ会はフットボールを通じて「また明日!」ということで、現役選手チーム対コーチングスタッフチームのミニ試合。

現役選手チームメンバーはバルデス、ジョルケラ、プジョー、ガブリ、オスカー・ロペス、オラゲール、ロス、チャビ、ジェラール、イニエスタ、サビオラ、ルイス・エンリケ、ルイス・ガルシア、セルヒオ・ガルシアの14人。ポルテロにはルイス・ガルシア、デランテロ・セントロには当然ながらビクトール・バルデス。この現役選手チーム9番は5点を入れる活躍を見せ、右エストレーモのカルラス・プジョーも1ゴールを決めて勝利している。早くも来シーズにに向けて、バルサの新たな9番選手の活躍が見られた試合となった。彼らの再会は7月12日となる。

■来シーズン構想を練る五人の責任者たち
ラポルタ政権が誕生し時間に追われながらシーズン構想を練った今シーズの最初とは違い、監督のセニョール・ライカーもこのメンバーに入っている。当たり前といえば当たり前だがそれが今回の特徴だ。彼とチキ・ベギリスタインが来シーズン構想を練る責任者たちであり、交渉役はサンドロ・ルセーが一人で引き受ける。そして資金面の了承には会長のラポルタ、そして金庫番のソリアーノのハンコが必要となる。そして彼らが来シーズン構想を練るに当たって最初にすることは、今シーズンをもって契約が切れる選手とレンタル扱いできていた選手たちの処分、そして構想外となっている選手の新たな移籍チーム探しとなる。もちろんセニョール・ライカーはすべての処分に関知している。

クラブ側が提示した年俸に満足できないことで新たな契約を結ぶことが実現しなかったコクーに関してセニョールは次のように語っている。
「経済的な面で合意が得られなかったの残念なことだが、それはしょうがないことだと受け止めている。クラブは今までの彼の働きを評価して一つの経済的なオファーを提示し、そしてそれがコクーのアイデアと違う額だったということに過ぎない。彼の年齢を考えれば将来的なことも問題となってくるだろうから、どこのクラブに行こうが今はひたすらブエナ・スエルテを望むだけだ。レイジゲルも他のクラブを探すことになったが、彼の場合はお互いにその方が良かったと思っている。ベレッティという選手を獲得したことで出番も減るだろうし。」

オーベルマルスに関しては彼のアイデアはとてつもなく明確だ。
「彼の残留にはまったく興味がなかった。」
一言でこう言い切るセニョール・ライカー。そしてクラブがパトリックに対し放出予定選手としていることに関しても彼はしょうがないだろうと語る。
「バルサというようなビッグクラブでは、クラブを取り巻く環境による色々な要素がプラスアルファされるのはしょうがないこと。私生活で各種の問題が起きたり、そのことと決して無関係ではないだろうカンプノウでのソシオによるブーイング騒動。チキとクラブ関係者は常に解決方法を探していたが、最終的にはクラブを去るのが彼にとってもクラブにとっても最良の方策という結論に達したのだろう。もちろん私も彼らの結論に納得している。」

■ダビッツ
月曜日におこなった最初の会合以来、何の進展もない・・というわけでもない。クラブ側がこの最初の会合で提示した契約期間2年+1年というのを改め、3年契約として新たなオファーをダビッツにだしている。彼が最終的な返答をおこなうのは今週中。

■年俸+出来高ボーナスとは?
年俸+出来高ボーナスというシステムはラポルタ政権以前にも当然ながらあったものだ。だが現ラポルタ政権内でどのようなシステムになっているのか、それはダビッツがレンタルされてきた時にすっぱ抜かれた内容しかいまのところわかっていない。彼の場合、カップ戦に優勝すれば30万ユーロ、リーグ戦4位以内に入れば40万ユーロをそれぞれボーナスとして支払いますというものだった。UEFAカップには出場資格がなかったから当然ボーナス対象とはなっていない。他の選手も同じような内容であることは間違いないが、それぞれ微妙に数字が違ってきている可能性が大であり、試合出場数などもボーナスの対象となることも間違いない。

ガスパー時代のこのシステムはどうなっていたか。例えば、メンディエッタには1試合出場するごとに3万ユーロ、プジョーは2万4000ユーロ、チャビは2万8000ユーロ、ガブリは1万2000ユーロというのが、過去においてメディアによってすっぱ抜かれている。また1ゴールに付き6000ユーロというサビオラに対するボーナスはいまだに問題となっている。