8月25日 水曜日

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これでどうだ移籍料2400万ユーロ

2400万ユーロの支払い方法が面白い。4回の分割払いで最初の支払いが来年、つまり2005年の7月に500万ユーロ、そして2回目が翌年の7月、3回目が翌々年の7月にそれぞれ500万ユーロ、そして最後に2008年の7月に900万ユーロを支払って合計2400万ユーロとなり終わり。つまり今シーズンは1ユーロも支払われないわけだ。いずれにしてもこれはラポルタ会長が語っていることで、これまでのマリオとのわけのわからない契約内容や、タダで出て行ったといわれているクルービーが実は200万ユーロのお小遣いをもらって移籍している例などを考えると本当かどうかはわからない。

今シーズン7人目の加入選手となったエトーだけれど、加入選手の中ではデコを抜いて目玉商品チャンピオンと言っていい。エトーがゴレアドールという点に関しては大いに議論の余地があるものの、その他の部分で多くのバルセロニスタのお気に入りタイプとなっている。グランド内で吠えるプーマであること、元マドリに在籍していた選手であること、しかもフロレンティーノの会長選挙の際の“エトーはバルサには行かせない”という公約をぶっ壊した選手であること、さらにさらに、「マドリでは幸せな選手生活を送れないと思っていたから大金を積まれても残る気はなかった。」という発言。クラシコ2試合だけの起用選手となっても大人気間違いなし。

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