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バルサに銅メダル二つ

“クラブ以上の存在”であるバルサにとって、もちろんアテネオリンピックも無関係な出来事ではない。バルサに在籍する選手が２１人も参加しているからだ。自転車競技、フットボール、ホッケー、バスケ、陸上競技、ハンドボール、実に７競技に参加しているバルサの選手たち、その中で自転車競技のセルジ・エスコバールが銅メダルを獲得してくれた。二人一組になってスピードを争う室内自転車競技が専門の彼は前回のその種目におけるワールドカップ優勝者であり、オリンピックでも金メダル候補となっていたようだが残念ながら銅メダルになってしまった。この個人競技から４日後におこなわれた団体競技でも銅メダルを獲得し、彼個人としては二つのメダル所有者となっている。

ちなみにバルサ在籍選手のオリンピック参加は次の通り。フットボールには一人のアルゼンチン人選手、ホッケーには一人のドイツ人選手、バスケは三人のスペイン人選手と一人のセルビア人選手、陸上競技は六人のスペイン人選手、ハンドボールは五人のスペイン人選手とフランス人選手、ハンガリー人選手、スロバキア人選手がそれぞれ一人ずつ参加、これに自転車競技の銅メダリストを足して合計二十一人。そう言えば、サビオラもベンチから金メダルを獲得したようだから、これもバルサのものだ。