9月24日 金曜日

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ローテーション

今シーズンのバルサの特徴は20人のスタメン選手を抱えているローテーションがきくチームとなっていることだ。一部リーグ登録選手数としては少ないバルサだが、それでもライカーの計算できる20人のスタメン候補選手がいる。バルデスとジョルケラのポルテロコンビ、イッタキリベレッティとナンデモガブリの右ラテラルコンビ、ジオとシルビーニョの左ラテラルコンビ、プジョー、オラゲール、マルケス、そして誰かが負傷しない限り招集されないナバーロのセントラル組。セントロカンピスタにはエドゥミルソン、ジェラール、チャビ、イニエスタ、デコ、ナンデモガブリがモッタの負傷を埋める。デランテロにはロナルディーニョ、エトー、ジュリー、ラルソン、そしてナンデモガブリが3つのポジションを争うことになる。

フラン・ライカーが“選ばなければばらない”9番の選手。これまでエトーがスタメンとして出場し、後半にラルソンが登場するパターンが見られる。でも、それは逆ではないか。スペースがなくても9番の仕事をするラルソンをスタメンにし、活躍するにはスペースが必要なエトーをリードしてから起用するというのが理想的。しかも今のところ結果のでていないエトーを、むやみやたらとつぶすことは許されない。ああ見えてもまだ若いエトーはこれまでビッグクラブでプレーしたことも大勝負を経験したこともない選手であることを忘れてはいけません。シマオとかロッケンバックとかジオバンニという、経験を積む前にバルサに来てつぶれていった選手の二の舞を踏ませてはいけません。

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