10月3日 日曜日

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ラモン・ロス、カンプノウへ帰る

バルサから何人かの選手が今シーズン他のクラブへレンタルされている。シュステルが監督を務めるレバンテにセルヒオ・ガルシア、カルッチオ・ラッチオにオスカー・ロペス、二部Aカテゴリーに所属するナスティックにトルトレロ、昨シーズンに引き続きアルバセテにダビ・サンチェス、そして今シーズン一部リーグに上がってきたヌマンシアにラモン・ロスが1年の約束でレンタルされている。そして今日、昨シーズン“真夜中の開幕戦”となったセビージャ戦でカンプノウデビューしたラモン・ロスがヌマンシアのユニフォームを身につけてカンプノウに戻ってくる。

まだシーズンが始まったばかりだが、これまでのところ期待通りの活躍を見せているのはラモン・ロス一人ということになる。セルヒオはここのところスタメンで出場させてもらっているが肝心のゴールがまだやって来ていない。オスカー・ロペスもボチボチとやっているようだが、絶対のスタメン選手ではないようだ。ダビ・サンチェスはこれまでの試合すべてがベンチスタートで、プレーしたとしてもせいぜい15分ぐらい。トルトレロは昨シーズンに続き活躍しているが、どうやらフラン・ライカーは彼にそれほど興味がないようだ。そしてラモン・ロス、彼はこれまでの試合すべてにスタメン出場しており、試合終了5分前に交代したことが一回あるだけで残りの試合はすべて90分プレーしている。

モッタが長期間のリハビリを必要とする負傷をし、ジェラールは例年のシーズンどおり常に負傷の不安がつきまとい、先日の試合ではエドゥミルソンも“あわや”という状態になった。ラモン・ロスがもし、そう、もしバルサに残っていたら、シーズン開始当初にスタッフテクニコが考えた以上に、彼の出場チャンスはあったかも知れない。でも、“もし”の話をしてもしかたがない。
「ヌマンシアでは非常に良い経験をさせてもらっていると思う。来シーズンにはバルサに戻れればそれに超したことはないけれど、今の自分がしなければならないのはヌマンシアというチームにできる限りの手助けをすること、それしか頭にない。」
バルサ戦の前にそう語るラモン・ロス。そうだ、ヌマンシアで一生懸命活躍して来シーズンバルサに戻ってくればいい。

■11人以上はいるぞ招集選手
バルデス、ルーベン、ジオ、ナバーロ、マルケス、プジョー、オラゲール、ベレッティ、エドゥミルソン、ジェラール、チャビ、デコ、イニエスタ、ロナルディーニョ、ジュリー、エトー、ラルソン
の17人、立派なもんだ。

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