10月6日 水曜日

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トルトレロを呼び戻せ!

モッタ6か月、エドゥミルソン6か月、同じポジションの選手が同じような期間のリハビリに入る。いわゆる守備的ピボッテと呼ばれるポジションで起用可能な選手は、まだ長期間の負傷はしていないものの完全な体調ではないジェラール、これまたいつ負傷しても不思議ではないマルケスの二人がいる。したがって今のところ大丈夫と言えば大丈夫だが長期間にわたって彼らだけでやっていけるとも思えない。したがって“外部”からの補強が必要だと主張する人たちがあらわれれば、いざというときにはバルサBの選手がいるじゃないかという人たちもあらわれる。

エドゥミルソンが負傷する前には補強の必要性を否定していたチキも、さすがにエドゥミルソンが倒れた後にはその必要性を認めている。多くのメディアも同じような論調で補強の必要性を訴えている。そしてヨハン水戸黄門さんは「何のためにバルサBがあるのじゃ」と、こういう場合のカンテラの起用を臭わせている。だが、このおじさん、息子のジョルディがバルサBを出て以来、ミニエスタディなんかには一度も顔をだしたことがないからして、バルサBの現状がどうなっているのかわからないで一般常識的な意見を語っているに過ぎない。

もしバルサBから昇格させようと思えば三人の起用可能な選手がいる。アルナウ、そして未知数であるものの新規加入選手フラゴッソとモラ。これまでのバルサBでの試合を見ている限りこの中で最も面白いと思うのはフラゴッソだ。でもラモン・ロスよりは劣ることはしようがない。そのロスも一部リーグのチームで5試合以上出場していることからシーズン途中で引っこ抜くことは不可能。そしてよ〜く思い起こせば一人の良い選手がいるではないか。昨シーズンはエルチェで経験を積み今シーズンはナスティックでチームの中心選手として頑張っているトルトレロ、この9月で23歳になったばかりのトルトレロを忘れてはいけない。彼は二部Aカテゴリーのチームでプレーしているから、何試合に出場していようがカテゴリー違いということで引っこ抜くことはできる。そうだ、チキ、トルトレロを呼び戻せ!

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