10月7日 木曜日

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あれから三年

“クラブ以上の存在”と自他共に認めるバルサは、もちろんそこらにゴロゴロと転がっているようなフツーのクラブでも中途半端なクラブでもない。怪我人を出すときは桁外れの数の怪我人をだすこともこれまたバルサらしさと言える。モッタに始まった負傷者リストにガブリ、シルビーニョ、ジョルケラ、エドゥミルソンが加わったかと思ったら、今度はジュリーに続いてエトーまでそのリストに名を連ねることになった。ジュリーは半年間リハビリトリオの負傷とは違い筋肉系統の負傷。ヌマンシア戦で痛めたらしいが全治10日間から2週間程度の軽傷だ。そしてエトーは代表チームに合流するためにバルセロナを出発した後なにをつまみ食いしたのか急激な腹痛でこれまたダウン。パリの病院に入院中とのこと。そしておまけとしてベレッティは右足の軽い負傷によりマルセーユとの親善試合にはお休みをもらっている。もう今更こんなことでは“驚かないぞバルセロニスタ”となってしまったから、快調バルサの楽しい夢でも見よう。

三年ぶりのリーグ首位を確保しているバルサ、そう、今からちょうど三年前の2001年10月3日、リーグ戦第6節となったカンプノウでのマジョルカ戦に3−0で勝利し首位に立って以来、初の首位となっている現在のバルサだ。この試合には今となっては懐かしい顔の選手が活躍している。そしてこの試合の勝利の最大の功績者、それがジオバンニというのだから嬉しい試合だった。

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