10月13日 水曜日

■1チャンネル(2.1MB)

こういう面白い話は信じるに限る

レアル・マドリに新しいスポンサーが加わろうとしている。その会社名をBritish Petroleum(BP)と言い、その名からしてイングランドの会社であることは一目瞭然だ。そしてスポンサー料は年間1200万ユーロとなかなか気っぷの良いもの。この金額からしてただのスポンサーではないし、クラブに要求してくることはいろいろありそうだ。

昨シーズンが終わろうとしている段階ですでに交渉に入っていたレアル・マドリとこのBP。彼らがフロレンティーノに要求していたことは次のようなものであったらしい。まず、ベッカムだけではなく可能な限りイングランド選手をメンバーに加えること。もちろんイングランドの会社だからして企業宣伝をおこなうためにも自国の選手が必要ということだろう。そしてメレンゲもアット驚く“いらないオーエン”と“働かないウッドゲート”が入団してきた.。さらにベッカムは常にスタメン選手として起用し決してベンチに残らないこと。オーエンはしばらくは交代要員であったとしても常にモリエンテスよりは優先される選手であること。太っ腹フロレンティーノはこういう要求をガバガバとのんでしまう。なんせ金のないクラブだ、ユーロが入るのであれば少々の無理難題も聞かなければならない。

ベッカムをベンチに下げたエスパニョール戦があった日の深夜、フロレンティーノとBPの重役が秘密の会合を持っているのをメレンゲ機関誌マルカが発表している。対戦相手がどことの試合だったか、交代選手としてオーエンではなくモリエンテスが出場してきた時も秘密の会合がもたれたと言われている。いずれにしてもカマッチョにはこのフロレンティーノ・マドリはもう手のつけられないものだったのだろう。あっさりと辞めてしまった。そして“期待のデフェンサ・ウッドゲート”別名“働かないウッドゲート”選手は、不運にも復帰後の最初のダッシュの練習で痛みを再発して倒れてしまった。今年の4月に負傷してからシーズン終了まで一試合も出場できず、そしてシーズンが終わりプレステージ時期に入っても故障は治らない。その負傷が完治していないにもかかわらず、そしてメレンゲドクター陣の反対の声にもかかわらず、2200万ユーロも出費して獲得してしまう太っ腹フロレンティーノ。大物はやることが違う。

すでに同じ箇所の負傷を4回もしているというウッドゲートは今回の5回目の同じ箇所の負傷を癒すためにアメリカにわたっている。手術をすすめるメレンゲドクター陣の意見とは裏腹に、アメリカの医者はメスをいれることなく外部からの治療でリハビリ10週間の予定で復帰を狙うという。

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