11月2日 火曜日

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足長お兄ちゃんダミア

今一部チームでのデビューをかざるというのは決してやさしいことではないけれど、それより難しいのはその状態を維持することだ。最近ではバン・ガール、フラン・ライカーらの手によって多くのカンテラ選手が一部デビューを果たしてきたが、それを維持できたのはわずかな人数。ダミアも状況が生んだ“思わぬデビュー”を果たした選手の一人だが、一部選手維持というぶ厚い壁をぶっ壊す作業はこれからだ。でも、とりあえず、おめでとう!

一人のカンテラが一部デビューするのは嬉しいものの、デビューできなかった選手に思いがいくこともある。バルサBでの右ラテラルの専門家はダニ・フェルナンデス、10歳で入団してきて一歩一歩確実に上のカテゴリーに上り詰めて来たカンテラ中のカンテラ選手だ。その彼にお呼びがかからず、今シーズン入団してきたばかりでしかも違うポジションを務めるダミアがデビューしてしまったというのが何とも嬉し悲しのストリーだな。

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