11月16日 火曜日

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ダミア〜ンじゃありません

スタメン選手11人、交代出場選手3人、合計14人のバルサ選手の中で最もボールに触る機会が多かったのがダミア、この試合で74回にわたってボールに触っている。しかも相手選手からボールを奪った回数が13回と、これまたチーム最高の数字を残している。アウエーの難しい試合でありながら、ビルバオ戦に続いてこのベティス戦でも余裕の合格点だ。

ダミアの綴りはDamia、最後のaに発音記号が付いていて、それをカタラン人アナウンサーが発音すると“ダミア〜ン”と聞こえる。いやいや、そんなことはまったくありません。彼はダメどころか期待に応えてそれなりの結果をだしています。生意気小僧バルデスに怒鳴り散らされても表情ひとつ変えず淡々と仕事をする図太い選手でもあります。ただプレースタイルがかつてのフリオ・サリーナスのそれに非常に似ているせいか、とても不器用に見える選手でもあります。ただ試合後の選手評価で彼に最高点がつくような試合内容ではバルサも困ったもの。いずれにしてもアウエーの2試合でそれなりの結果を出したダミアだからして、緊急の場合は起用できるということがわかっただけでも儲けもの。クラシコはやはりベレッティに出てもらいましょう。

ベティス戦の翌日におこなわれた練習では、そのベレッティが何事もなかったかのように張り切って練習している。この日は多くの代表選手がすでに代表合宿に参加しており、ロナルディーニョをはじめ、ジュリー、デコ、チャビ、イニエスタ、ルーベンなどが不在。今週金曜日まで負傷中のプジョーは一応マドリに飛んで代表のドクターに負傷箇所の説明。

そしてもう一つの目立った練習風景は土曜日のクラシコの試合から使用される黄色いボール。冬の間はすべての試合でこのボールが使用される、へんなボール!

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