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ライカー対バカボン

アムステルダムからアリカンテ行き直行便がないのか、あるいは時間的に合わなかったのか、バカボンチームはバルセロナ経由でアリカンテに向かったためライカー御一行と一緒の飛行機で移動することになった。機内でも空港でもチキとバカボンの会話が続いていたらしいが、果たしてこの二人は何を話していたのだろう。そもそも何故おこなわれるのかよく説明されていない親善試合だからして、裏に何かあるのでは、と疑ってしまう。

去年の夏、もしライカーがアヤックスからのスポーツ・ディレクター職のオファーを受け入れバルサに来なかったら、そしてバルサがアヤックスの要求するバカボン移籍料を支払っていたら、この試合での二人の立場はまったく逆になっていた。今から何年かしたら、ライカーはミランの監督に、そしてバカボンはバルサに戻ってくることも十分あり得るからして、いつの日かこういうシーンが再び見られるだろう。それにしてもバカボンは太りましたなあ。