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1月6日 木曜日

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カーニバルまで

ペララダでおこなわれているミニ合宿には19人の選手が参加している。陽の出ている暖かい午前中はボールを使っての練習、昼食後シエスタをとり、すでに陽の落ちているグランドでの午後の練習はフィジカル的なものが中心。今週の金曜日までこのようなスケジュールで練習が進められ、その後ペララダをあとにし練習場を普段使用しているマシアに移動することになる。

ミニ合宿が終わってもバルサの“合宿”は事実上終わらない。1月には週に1回だけの公式試合、2月に入っても週に1回の公式戦とチャンピオンズの試合が1試合待っているだけの実に緩やかなスケジュール。したがって週に6日間はある練習日を週末のリーグ戦だけに備えるのではなく、2月の第4週に控えているチェルシー戦も考慮に入れてこなしていこうというアイデアだ。2月のカーニバルに備えて準備万端の状態に持って行こう、そのために毎日の練習をミニ合宿の精神でおこなうというのがバルサのアイデア。バルデス、ジオ、プジョー、オラゲール、ベレッティ、マルケス、チャビ、デコ、ロナルディーニョ、ジュリー、エトーという11人のスタメン選手が基本構成となるライカー・バルサ。もし何かの間違いで冬のマーケットで補強が可能となったとしても、このメンバーに食い込めるほどの可能性を持った選手がいるわけがないだろう。この11人に加え、ジョルケラ、シルビーニョ、ナバーロ、ダミア、ジェラール、イニエスタ、メッシーなどが控え選手となる“豪華メンバー”を抱えるバルサ。

「今のメンバーで残りの試合をじゅうぶんやっていけると思う。」
そう語るプジョーやチャビ、そしてデコやロナルディーニョ。誰か来ればそれも良し、誰も来なければそれも良し。肝心なのは今いる選手が誰も負傷しないことだ。

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