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1月8日 土曜日

■1チャンネル(2.0MB)

頭を低くして聞きなさい!

6分間のミニゲームに勝利したことでまるでチャンピオンズの決勝戦に勝利したような喜び方をしているマドリ選手とマドリッドメディア。
「2005年はレアル・マドリの反撃の年となることが証明された!」
とメディアが騒げばマドリ選手も大はしゃぎして言いたい放題。
「バルサに近づいて追い越すのは時間の問題」
とクチカルがいつものようにクチカルっているのはわかるとして、エルゲラもソシエダ戦の勝利がマドリの反撃の糸口となるとアドバルーンをあげている。
「10ポイントなんてたいした差ではないだろう。我々がこの調子で後半追い上げればバルサなんて問題じゃない。彼らはこれまで非常に調子良かったが、次第にペースが落ちてきているのは明らか。昨シーズンの後半にバルサが快進撃を飛ばして我々に追いついて最終的に抜いていったが、その逆の現象が起きると信じている。」
そうかと思えばルクセンブルグという、どこかの国の名前と間違いそうな監督の舌もなめらかだ。
「我々はリーグ戦、チャンピオンズ、そして国王杯の三つのタイトルを獲得することも可能だし、少なくてもどれか一つぐらいタイトルをとれるのは確かなことだと信じている。」
それが確かかどうかは別として、ソシエダ戦で一つだけ証明された確かなことがある。ジダーンにしてもロナルドにしても、6分間程度だったら人並みに走れるということだ。もっともロナルドの場合は汗ビショビショになってハアハアいいながら3分で交代してしまったけれど・・・。

「マドリが我々のことをしゃべるのは良い傾向だと思う。チーム事情がマイナスの時にはよくあること。その証拠にこれまで快調にきている我々がマドリに関してはもちろん、他のチームのことに関して触れたことがないだろ?そう、チームがうまくいっている時には他のチームがどうしようと気にならないもんなんだ。もちろん我々は2位に10ポイント離していようと、いや、何ポイント離していようとマドリは尊重すべきライバルチームだと認識している。だが、それだけのことさ。日曜日のビジャレアル戦には全力を出して戦うことが今の我々の関心事だし、最も重要なことはこれまでどおり勝利のメンタリティーをもってすべての試合を戦い抜くとこと、これだけさ。」
本来であるならばバロン・デ・オロを獲得するに最も相応しかった選手であり、そしてポルトガルにおける2004年の最優秀選手であるデコ様の言うことだからして、そのお言葉に間違いない。

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