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2月12日 土曜日
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■1チャンネル(2.8MB) 8000枚のタルヘッタ・ロハ サラゴサ会長アルフォンソ・ソランスは頭から湯気をたてて怒り狂っている。それも尋常な怒り方ではない。試合後の熱くなっている状況ではなく、週中の、普通であればすでに精神的に落ち着いている状況であるにもかかわらず、記者会見を招集して怒りをぶちまけている。これまでサラゴサの試合で不利な判定をしてきた審判に怒りをぶちまけている。そしてそれは当然ながら次のバルサ戦で笛を吹くことになる審判に対するプレッシャーを意味することになる。 彼の怒りの原因は次のようなものだ。ベルナベウでおこなわれた試合で三回にわたるサラゴサ不利のミスジャッジ、アルバセテ戦では審判だけが見たという二つのペナルティーと明らかなミスジャッジによるサラゴサ選手の退場騒ぎ、エトセトラ、エトセトラだ。この怒り狂った会長の発言を聞き「こりゃ我々もナントカせなあかんでよ」とばかり、文房具屋の親父が仕事の合間にタルヘッタ・ロハを8000枚ほどバルサ戦用に準備し始めた。このタルヘッタ・ロハ、審判に対する抗議の意味を込めて、そしてもちろんバルサ戦に笛を吹く審判にプレッシャーをかけるために、試合開始と共に観客席で赤い花を咲かせることになる。8000枚の赤い花がロマレダに咲くのは2005年2月12日20時だ。 バルサにとってはそれでなくても厳しい試合。なぜなら、ここ5シーズンにわたって勝利していないロマレダでの試合だからだ。デコが代表戦で負傷して戻ってきたり、オラゲールが練習中に負傷するなどという暗いニュースがあったが、それでもこの二入はサラゴサ戦に向けて招集されている。同じくコスタ・リカからクタクタになって金曜日に戻ってきたマルケスもその日の午後にはサラゴサに向かった。いざ、赤い花を木っ端みじんにケ散らせてみせよう! ■招集選手 (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |