2月16日 水曜日

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FOOTBALL FOR HOPE

津波被災者・被災地域への経済的救済を目的とした、FIFA主催によるチャリティー試合がカンプノウでおこなわれる。FOOTBALL FOR HOPEと名付けられたこのチャリティー試合には、この手の試合には珍しく“本物”の多くのスター選手が参加してくる。FIFA最優秀選手に選ばれたロナルディーニョ・チームと対戦するのはバロン・デ・オロを獲得したシェブチェンコ・チーム。各チームには当初の予想以上に各国スター選手の参加が実現することになった。カンプノウをステージとして選んだFIFAの責任者プラティニは次のようにその理由を語っている。
「カンプノウは歴史的に見てこれまで多くの平和への訴えのセレモニーをおこなってきたスタディアム。したがって我々はここがこの大事な催し物をおこなうのに最も適した場所だという結論に達した。」

ちなみにこの試合の前日にパリの、とあるお城を借り切ってロナルドとその彼女が“結婚式ごっご”をおこなっている。300人近いVIPを招待しておこなわれた“結婚式ごっこ”だが、その総予算は70万ユーロ。もっとも女性週刊誌“HOLA”を出版している会社が独占取材料として40万ユーロを支払っている。そもそも最初は結婚式とうたったものの、それぞれの当事者の前妻と前夫との離婚手続きが終了していないため正式には結婚が認められていない状態のセレモニーであるからして“結婚式ごっご”となっている。招待されていたロナルディーニョとベレッティは翌日のチャリティー試合参加を理由に断っており、バルサからはサンドロ・ルセーだけが参加した。そしてマドリの選手もアディダス組のカシージャス、ラウル、ベッカム、ジダーンなどはチャリティー試合参加を理由に招待を断り最終的に参加してきたのはマドリ10番の選手のみ。もちろんこの選手、カンプノウにはご招待されていない。

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