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2月19日 土曜日
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■1チャンネル(1.5MB) ■2チャンネル(2.2MB) ■3チャンネル(0.9MB) 通訳から、最高給とりの偉大な監督に 今年の1月にカンプノウでおこなわれたレアル・ソシエダ戦に視察にきたホセ・モウリーニョ。来週の水曜日におこなわれるバルサ戦に向けての対策を練るための視察ついでに、念願のデコとの再会も果たして満足顔でカンプノウを後にしている。 いつだったか、何かのコーナーで触れたけれど、ホセ・モウリーニョは14歳の時から相手チームの視察という“アルバイト”をしている。彼の父が監督を務めていたチームの次回に対戦する相手チームを視察するのが彼の“アルバイト”だった。1回につきいくらかというコメントは残っていないが、このアルバイトで彼は小遣いをためたというインタビューを聞いた覚えがある。そして若い頃から相手チームの分析を手がけている彼の考えでは、徹底的に相手チームを分析するためにはいくつかの要素が必要だという。最も大事なのは一試合だけではなく最低三試合にわたって相手チームの試合を視察すること。その次に大事なのは一人一人の選手別の動きを最低でも10分間にわたって撮ったビデオが必要だと言うこと。そして最後に、最近5試合のすべてのセットプレーをビデオにとること。この三つが相手チームを徹底的に分析するうえで必要不可欠な要素だという。 バルサとの試合を翌週に控えたモウリーニョは次のように気持ちを表明している。 チェルシーがロナルディーニョ獲得を狙う可能性はないと言い、先日のチャリティー試合に来ていたミランの副会長アドリアーノ・ガジアーニもまたミランにとってロナルディーニョ獲得は夢のまた夢のことであると発言している。しかも当の本人が一言もバルサを出たいなどという発言をしたこともないのにも関わらず、何故ロナルディーニョの契約見直しの噂が流れるのか、誰しもが理解できない状況をメディアは取り上げている。バルサが彼に対し終身契約を結ぼうとしているという話題はまったくもって大した意味を持たない。終身契約、かつてグアルディオーラもそうであったし、あのセルジでさえそういうスタイルの契約を結んでいた。前者は自らの意志でクラブを去り、後者は監督に追い出されるようにしてクラブを去っていった。この終身契約というのがまったく意味を持たないことをよく証明している出来事だ。ロナルディーニョには5年間の契約期間があり、そして移籍料は1億5千万ユーロと定められている。それでも彼がクラブを去る意志を持ったとき、これらの契約内容が何の意味も持たないことはこれまでの歴史が証明している。 ちなみにチェルシーは日曜日の夜中にバルセロナ入りすることが決まっている。試合まで3日前という、異例の早さの現地入りだ。この早いバルセロナ入りはモウリーニョの特別なモチベーションを示しているのかも知れない。 ■チェルシー戦前の試合招集選手 (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |