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バルサカンテラ

現在の一部チームに登録されているバルサカンテラ選手は１０人。バルデス、ジョルケラ、ナバーロ、プジョー、オラゲール、チャビ、ガブリ、モッタ、イニエスタ、そして若大将。ビッグクラブが構成するＧ１４という組織があるが、これだけのカンテラ育ちの選手を一部登録しているクラブはバルサ以外存在しない。UEFAが提案していた“一部チーム登録２５人の選手のうち最低８人はカンテラ育ちでなければならない”というのが決定事項となったのかどうか知らないが、いずれにしてもバルサにはまったく影響を与えない項目だ。

そして彼らに続く明日のキラキラ星たちも何人かの例外を除いてみんな期待通りに成長しているようだ。クリスティアン・テージョ、デニス・クロール、ガイ、アレックス・サハビー、ロチーナ、カルロス・テロンなど、“世界最強のインファンティルカテゴリーチーム”を目指すインファンティルAチーム。そして今回の映像で登場しているカデッテＢカテゴリーの少年たち。このカテゴリーで対戦するチームの選手たちはほとんどがバルサの選手より年上であることから、シーズンが始まる前の“カンテラコーナー”では難しいシーズンとなるだろうと予想したものの、その予想を裏切ってリーグ戦の首位につけている。

ボージャンは２回の負傷を乗り越えて再びゴレアドールとしての働きを見せている。ボージャンの抜けていた苦しい時期にはデランテロとして活躍を見せたヤゴは、ボージャンが戻ってきている今は彼の自然なポジションである１０番選手として活躍している。そしてもっとも成長を遂げているのがカピタンのフランという気がする。８番を付けたフラン、攻守の要として相変わらずチームを引っ張るだけではなくゴールの嗅覚も身につけてきたようだ。

インファンティルAの選手たちが、カデッテＢの選手たちが、そしてカデッテＡで活躍しているジョバンニやフベニルカテゴリーでプレーする将来を期待される多くの少年たちが、いつの日かミニエスタディを通り越してカンプノウにやって来るのが楽しみだのぉ〜。