4月2日 土曜日

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アルバセテ戦優勝決定試合まで4週間

プジョーと一緒に代表戦に出場したチャビは語る。
「これまでの彼の負傷後の復帰の早さを考えればベルナベウには間に合うかも知れない。何と言っても負傷した選手はプジョーなんだから、すべてが可能だと思っている。」

そして、代表の試合を終えて早朝の4時にバルセロナ・エル・プラット空港に着いたプジョーを待ち受けていたのはバルサドクターのルイス・ティル。その彼にプジョーが心配顔で次のように語りかけたそうだ。
「ベティス戦に出られるだろうか?」

ドクターたちの診断を信用していないのか、あるいは自分の可能性をどこまでも信じ切っているのか、はたまた軽い冗談なのか、いずれにしてもカルラス・プジョーは次の次の試合となるクラシコより次のベティス戦出場への意欲を示している。医学的にも、あるいはスーペル・プジョー的にも、どう考えても試合出場は不可能となっているベティス戦、だがこの試合はクラシコよりも大事な試合だということを我らがカピタンは認識しているようだ。もうすでにリーグ優勝は“決定”しているものの、“間違いなく決定”にするにはベティス戦の勝利がキーポイント。アルバセテでレアル・マドリが負けようが、粉砕されようが、木っ端みじんになろうが、そんな結果とはまったく関係なく、“間違いなく決定”を保証してくれるベティス戦での勝利の3ポイント。そしてこの3ポイントの獲得は、4月の最後の日か5月の最初の日にカンプノウで戦われるアルバセテ戦が数字的に優勝を決定づける試合となる可能性をさらに大きくすることになる。(はい、個人的に、4月30日土曜日か5月1日日曜日におこなわれるカンプノウでのアルバセテ戦が優勝決定試合となることを予想しております。)

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