4月22日 金曜日

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長期負傷者選手の復帰

モッタコールはもちろんモッタ個人におくられたものであることには変わりがないものの、ヘタフェ戦に途中出場してきた選手が、例えばガブリであろうがエドゥミルソンであろうがラルソンであろうが、彼らにも同じようにおくられていただろう。長期負傷選手の復帰を待ち望んでいたバルセロニスタであるから、その一番目となったモッタに対して大きなモッタコールがカンプノウに沸き上がった。ついていないシーズンをおくった“仲間”に対する歓迎コールだ。

「リハビリが終わりグランドに登場できるまで髪の毛は切らない」
そう語っていたモッタだが、つい先日ほんの少しだけ髪を短くしている。そして水曜日にミニエスタディでおこなわれた練習試合を利用して最終テストをおこなっている。バルサBとバルサCの混合チーム相手の練習試合とはいえ、試合形式の練習は負傷後初めてのことだ。前半30分、後半30分、しっかりと汗を流したあとの感触はバッチリというところだろう。相手がガチガチに守ってくることが通常となっているカンプノウの試合、まさにヘタフェ戦でも予想されたガチガチ戦術だから、チャビ、イニエスタ、デコというトリデンテを起用したフラン・ライカー。だがアウエーでの試合でも同じようなスタイルで戦うことはあり得ないかも知れない。プジョーが戻ってくるもののマルケスがカード制裁で出場できないため、再び“4番”か“4番もどき”の選手が必要となるマラガ戦に備えてモッタの起用が可能かどうかを探る意味合いも含めた練習試合だった。感触は良し、だがそれでも90分間プレーできるかどうか、他の選手と同じようなリズムでプレーすることが可能かどうか、それは非常に難しいことだろう。

さて、モッタの次にカンプノウで大歓迎を受ける可能性がある選手、それはエドゥミルソン。来月の最初の週には合同練習に参加するのが当面の目的となっている彼だが、すでにリーグ優勝を決定しているであろうカンプノウ最終戦ビジャレアルとの戦いに出場してくる可能性がある。ひょっとしたらラルソンも顔を見せるかも知れない。あくまでも彼の目標はプレステージに完全な形で参加することでありながらほんのわずかなプレー時間は可能となるかも知れない。今シーズンは再登場しないであろうガブリは来週からフィジカルトレーナーと共に練習場をカンプノウに移す。ジムとカンプノウでの個人トレーニングにいよいよ突入するガブリは復帰を急いではいない。来シーズン終了と共に契約が切れる彼にとって、そしてどのような将来が待っているかわからない彼にとって、当然ながら完全なリハビリが終了しない限り現場には戻ってこない。
すべての選手にブエナ・スエルテ!

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