4月28日 木曜日

■1チャンネル(2.2MB)

■2チャンネル(1.9MB)

個性派、とでも言うんでしょうか・・・

ここのところパッとしないプレーが続いている常時無表情ベレッティは謎の人物だ。試合中にもほとんど表情を変えたことがないし、行ったり来たりの走っている姿も淡々としていることが多い。どう見ても謎の人物ベレッティ、だが、なかなか人間味というか親父味がある。
「君は学校に毎日通っているかな?」
「もちろん!」
「親の言うことはよく守っているかな?」
「もちろん!」
「毎日良い子にしてるかな?」
「もちろん!」
「フットボールをやってる?」
「もちろん、マラガのカンテラさ!」
「じゃあ、あげよう!」
試合が終了するとボール拾いの子供たちが選手に近寄ってきてユニフォームをねだるシーンはよく見る。ほとんどの選手はキッパリと断るかすぐにあげてしまうことが多い。だがベレッティはまず子供と会話をしてからユニフォームを渡すかどうか決めるらしい。面白い人だ。

交代を命じられてふてくされ気味でベンチに戻ってきたエトーだが、試合が進んでいる状況でもほんのチョットふてくされ気味。そこへボール拾いの子供が何かをおねだりに来た。エトーは道具係のオジサンの目を盗むかのようにしてパッとタオルが子供にあげてしまうが、それを見て見ぬふりしている道具係の人もなかなかのものだ。そしてジェラールのゴールが決まる頃にはもう気持ちも収まっていたようだ。ベンチに座るすべての選手とゴールと勝利を祝うパパ・エトー。

(映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから)