5月3日 火曜日

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カンプノウ

すでにコリスタ(ほんとカナ事典参照)として両足ドップリと二部落ちにつかっているアルバセテ(アルバセテ!)戦にナア〜ンと9万1千人以上のバルセロニスタが集まってきた。普段であれば4万か5万入れば良しとしなければならないアルバセテとの試合、その試合にチャンピオンズでのミラン戦より多くの人々が足を運んでいる。それは、もちろん、リーグ優勝までの心弾むシナリオを楽しむためだ。
“カンペオ〜ン カンペオ〜ン オレ オレ オ〜レ〜”
“カンペオ〜ン カンペオ〜ン オレ オレ オ〜レ〜”
“カンペオ〜ン カンペオ〜ン オレ オレ オ〜レ〜”
数字的にはまだリーグ優勝は決定していない。だがカンプノウに押し寄せたバルセロニスタの気持ちの中ではすでに既成の事実でもあるリーグ優勝。そしてこのアルバセテ戦勝利がその快い気持ちをさらに気持ちよくさせてくれる。
「早い時間に点が決まらないと苦しい試合になるけれど、我々は焦ることなく試合を運ぶことができたと思う。事実上の優勝までもう少しだ。」
慎重な発言が多かったデコもこの勝利によってほんの少し口元が緩んできている。

土曜日に試合をしたレアル・マドリは年寄りが多いため月曜日、火曜日は練習をお休みにしている。だがファイト満々のバルサは試合翌日の定例練習を欠かさない。火曜日は完全休養日となるものの多くの選手が自主的に出てくるだろうと言われている。そして慎重の上に慎重をいくカピタン・プジョーは最後の4試合決戦の大事さを語る。
「バレンシア戦は非常に難しいものとなるだろう。相手は来シーズンのチャンピオンズに参加するために必死になって戦ってくるだろう。我々にとってももちろん大事な試合だ。もしこの試合に勝利することができればだいぶ先が明るくなるだろうと思う。ファンの人々はすでに優勝を既成事実として大喜びしているが、我々選手たちは慎重に一つ一つ次の試合を戦っていかなければならない。」
カピタン・プジョーにとって初のタイトル獲得までもう少し。すでに優勝を既成事実としている楽観主義ファンは別として、数字的に解決されないと実感をつかめない人々には今週末には初のマッチポイントがやって来る。もしメレンゲが敗北しバルサが勝利すれば、そう、リーグのカップはカピタン・プジョーの太い両腕で掲げられることになる。

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