5月14日 土曜日

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久々の優勝までもうチョット!

来シーズンには誰が放出され誰が加入してくるかというどうでもいい噂話や、クラブ首脳陣による北京との怪しげなスポンサー交渉がいったいどうなているのかという話題など、リーグ優勝と何の関係もないゴミニュースは文字通りゴミ箱に捨ててしまおう。もちろん、ロナルディーニョを始め何人かの選手が日本ツアーに参加しないためかなりの収入減となるニュースなどはポイッとゴミ箱だ。なぜなら、今週末はバルサがリーグ優勝の可能性を秘めた最初のマッチポイントを迎えた週末だからだ。

週末には1万3千人のバルセロニスタがバレンシアに向かう。ある人たちはバスで、ある人たちは列車で、ある人たちは飛行機で、そしてある人たちは車で、それぞれバレンシアに向かう。ホームのレバンテもアウエーのバルサもお互いにアスールグラーナだから、どちらのファンが多かろうとスタディアムはそのカラーで埋め尽くされる。問題は試合前に優勝が決まるか、あるいは試合後となるか、それだけ。もし試合前に優勝が決定すれば、レバンテの選手たちはいわゆる“トンネル”を作ってバルサの選手たちを祝うことになるだろう。それがこの世界の礼儀だし、余程のライバル関係でもなければ選手たちも喜んで“トンネル”を作り、優勝チームの選手たちを祝福してくれる。レバンテ戦前に優勝が決まるも良し、レバンテ戦後に決まるも良し、とにかくこの日に決めてしまえば最高。テンパイしているバルサにメレンゲが振りこんでくれるか、あるいはバルサが勝ちをつもってしまうか、いずれにしても土曜日に決着がつけば最高なのだ。

そして翌日の日曜日、カンプノウを出発点として選手たちを乗せた二階建てバスがバルセロナの街中をパレードする。約2時間かけて推定100万人の人々の歓迎を受けた後、二階建てバスはカンプノウに戻り、21時から始まるフィエスタを待つことになる。
久々の優勝までもうチョット!

■優勝決定試合招集選手
全員

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