2000年
2001年
6月
今月のブラウグラナ(2001年6月24日)

ブラウグラナは、青(Blau)と赤(Grana)のバルサカラー。今月のお薦めは、ほうき(escoba)。これを使えば、お掃除もイムノを口ずさみながらスイスイと。今夜は、これでセルタファンをカンプノウから一掃。

バルサ-マドリ、19対14でバルサの勝ち(2001年6月22日)

スペインでのリーグのTV中継は、地方局が1試合(土曜日でオープン)、カナルプルスという契約TV局が1試合(日曜日で基本契約料だけで見られる)行われています。それ以外の試合は基本契約した上に、さらに試合毎にお金を払ってみるペーパービュー方式。どんな試合が、地方局やカナルプルスで放映されるかは、それなりのルールがあって、人気試合すべてが中継されるとは限りません。例えば、マドリ-バルサ戦は地方局で中継しましたが、バルサ-マドリ戦はペーパービューでしか見ることができませんでした。

今シーズン、地方局中継の視聴者数はトータルで154,000,000人。平均すると一試合 4,055,000 人。これは昨シーズンのトータル167,000,000人より1300万人減っており、一試合にすると227,000人減少です。カナルプラスのほうも同様に減少傾向にあり、トータルで昨シーズン2,500万人が今シーズン2,300万人と200万人減っています。

また、どのチームが一番多く中継されたかをみてみると、バルサが1番で、19試合(地方局10試合、カナルプルス9試合)。次はバレンシアの17試合、デポルティーボの15試合、マドリは4位の14試合(地方局8試合、カナルプラス6試合)。一番少ないのはヌマンシアでカナルプルスで1回中継があっただけ。続いてソシエダとオサスナが2試合となっています。

一番視聴者の多かった試合は、文句なしに地方局で中継されたマドリ・バルサ戦。9,344,000人で視聴率は59.9%です。地方局では、2位にデポルティーボ-マドリ(6,513,000人)、3位はバレンシア-バルサ(6,034,000人)。カナルプルスのほうでは1位は、バレンシア-マドリ戦で1,207,000人で8.2%。2位ラーシング-バルサ(964,000人)。3位バジャドリ-マドリ(948,000人)と続きます。カナルプラスは契約TVですので、無料で誰でも見られる地方局と比べると、視聴者数が圧倒的に少なくなるのは仕方がないこと。どちらの局にしても、上位10位までの試合はバルサかマドリが絡んだものばかりでした。

統計によると・・・わからない(2001年6月21日)

今日21日は国王杯もう一つの準決勝、セルタ-バルサ戦です。今シーズン、バルサはセルタとすでにリーグ2回、UEFA2回の計4回対戦済み。そして、結果は1勝1敗2分のタイ。

リーグ セルタ-バルサ 3-3
    バルサ-セルタ 1-1
UEFA バルサ-セルタ 2-1
    セルタ-バルサ 3-2

引き分けは勝率だけではありません。ゴール数もお互い8ゴールずつのタイ。もっと詳しく見ても、クライハート4ゴール対カターニャ4ゴール。リバルド2ゴール対モストボーイ2ゴールと仲良く分けあい。さて、5回目と6回目の対戦で、この数字どう変わるか、国王杯、引き分けじゃ終わりません。

UEFA出場権はなかなか複雑(2001年6月21日)

20日に行われた国王杯準決勝のアトレティコ対サラゴサ戦の結果は0-2。これで、サラゴサがかなり有利になりました。実はこの2チームにとって決勝に進むだけでもかなり重要なことなのです。というのいは、もし決勝に敗れても、優勝チームがバルサなら、UEFA参加の権利がころがりこみます(バルサはチャンピオンズリーグに出るので、準優勝のチームに権利が渡る)。しかし、もしセルタが優勝したとすると、それは、リーグ7位のビジャレアルに権利が渡ってしまいます(セルタはすでにUEFA出場権を持っているので、7位のチームが繰り上がる)。もちろん優勝すれば文句なしですが・・・。

早くもチャンピオンズリーグの日程(2001年6月21日)

リーグ最終戦で、リバルド-3、バレンシア-2というスコアで、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したバルサ。1次リーグに入る前に、3次の予備選を戦わねばなりません。この相手は、7月20日に抽選が行われます。日程、チームについてはData欄の2001-2002 チャンピオンズリーグに載せましたので、参考にしてください。

来シーズンに向けて 訂正(2001年6月19日)

下の載せた予定が少し変更になったようです。カレンダーは新しい予定のものになっていますのでここを参照してください。

来シーズンに向けて(2001年6月19日)

リーグは終わり、すでに休暇に入ったチームもありますが、バルサはまだ国王杯の試合が残っています。セルタとの準決勝が21日と24日にあり、もしここで敗退すれば、24日から7月22日までの休暇。30日の決勝戦まで勝ち残れば、休暇は30日から7月25日まで。どちらにしても、7月27日からスイスのジュネーブ近くの NYON というところで、8月5日までキャンプをはります。

そして8月にはいるといよいよ試合です。まずチャンピオンズリーグの予備選が8月8日と22日に。ナショナルチームの親善試合が15日。もし国王杯に優勝していれば、リーグ優勝のマドリとスーパーカップが11日と18日に。毎年行われるガンペル杯については、日程はまだ決まっていませんが、20日か29日のどちらかの可能性が強いようです。そして、26日にはいよいよリーグが始まります。

なお、コパアメリカが7月11日から29日まで予定されており、誰が呼ばれるかは分かりませんが、もし、それに呼ばれる選手がいれば、休暇はまったくなく、それでもキャンプに途中参加ということにないます。

以上のスケジュールは見やすいように一覧(ここ)にしてありますので参考にしてください。

バルサ-バレンシア戦 - 後日編(2001年6月18日)

客席 試合を貴賓席から観戦していたのは、すでにバケーションに入っているロナルド・クーマン。ロナルド・デ・ブーも客席から見ていたということですが、試合が始まるとすぐに降ってきた雨で、あわてて退避したという記事を発見。雨のかかる席って、まさか、ゴール裏で、旗を振っていたわけではないだろうに・・・。

ロッカールームへ帰る通路 チャーリーとカニサーレスがあわやつかみ合いのけんかに・・・。試合後、ロッカールームに戻る通路で、チャーリーが、グアルディオーラと抱き合って喜んでいたとき、カニサーレスに背中をたたかれ、怒ったレシャックともみ合いに・・・しかし、その場は何事もなく終わったそうです。

昔に戻ったガスパー リバルドの3点目のゴールの時、思わず立ち上がりガッツポーズをとったガスパー会長。副会長時代はよく見られた光景でしたが、会長になってからは批判を受けたこともあって、かなり押さえていました。そして、これも以前よく見られた光景ですが、試合終了までの緊張の時間を絶えられず、客席から逃げ出してしまいました。3-2のままバルサの勝利で試合終了の報告は控え室の方で。なんでも、その報告を受ける前に極度の緊張から一瞬意識をなくしていたとか。

カンプノウの芝 試合終了の笛と共に押し寄せたファンで、グラウンドは一杯に。こんな光景は3年連続逆転優勝を決めたときでさえ見られなかったものです。決してほめられ行為ではありませんが、クラブ側の対応は、警備員を使ってファンを無理矢理追い出すのではなく、イムノを流して、ファンを満足させようというなかなか粋な計らい。ただし、一部のファンによって掘られ持ち去られた芝のあとは、かなり醜い。

バルサ-バレンシア戦 - カンプノウ最終戦編(2001年6月17日)

91-92 バルサ- アスレティック 2-0
92-93 バルサ- R・ソシエダ  1-0
93-94 バルサ- セビリア    5-2

91-92から3シーズン連続での優勝をかけた最終戦。カンプノウでは負け知らず。今回は、優勝よりちょっと落ちますが、チャンピオンズの出場権をかける程度なら、カンプノウ最終戦の魔法でかる〜く勝利!

バルサ-バレンシア戦 - 選手編(2001年6月17日)

昨日は、バルセロナから60キロほど離れたところでミニ合宿をして今日の試合に備えた選手
たち。今日の試合は引き分けは許されない、ということは、最低でも1点は入れなければならないわけです。このところ、ゴールの叫びが聞かれないクライハートとリバルドにバレンシア戦でのゴールを期待はできるかどうかみてみましょう。

クライハートはバレンシアと11試合対戦しており、うち5試合で8ゴールを決めています。一方リバルドは12試合中、7試合で8ゴール。2人あわせると10試合で16ゴール。これはかなり期待できそう・・・じゃないですか。

バルサ-バレンシア戦 - 審判編(2001年6月16日)

バルサの来シーズンを決める最終戦を吹く審判は、ロペス・ニエト。彼が吹くということはバルサにとってはどうなのか、過去の数字を見てみましょう。

彼が、バルサ戦を吹いたのは過去24回。結果はバルサの11勝5敗8分と、勝率は悪くありませんが、今回は引き分けでもダメなので、この数字ではちょっと心配。しかし、カンプノウだけでの結果を見てみると、9試合吹いていて、7勝2分とかなり確率が上がり、しかも負け知らず。ではバレンシアとの対戦についてはどうでしょう。これは計6回受け持っており、バルサの4勝1敗1分。この1敗と1分は両方ともバレンシアがホームの試合です。

以上の数字だけでも、ロペス・ニエト氏が審判ということは、バルサにとって十分有利ですが、ここで一つダメ押しを。彼が、最後にバルサとバレンシアの試合を吹いたのは、今シーズンの1月20日に行われたバレンシア-バルサ戦、0-1でバルサの勝利でした。またカンプノウでのバレンシア戦を最後に吹いたときも、3-0でバルサが勝利しています。バルサの勝利の数字を一つ増やしましょう、ロペス・ニエト!

バルサ-バレンシア戦 - クーペル編(2001年6月16日)

クーペルは97-98のシーズンにマヨルカの監督としてスペインにやってきました。現在、4シーズン目で、バルサとカンプノウで対戦したのはリーグ3試合、スペインスーパーカップ2試合、チャンピオンズリーグ1試合で、計6試合。結果は、クーペルの1勝3敗2分。日曜日には4敗を目指します! 詳細は以下に・・・

リーグ
1997- 98 マヨルカ-バルサ  0-1
      バルサ-マヨルカ  0-0
1998- 99 マヨルカ-バルサ  1-0
      バルサ-マヨルカ  2-1
1999- 00 バレンシア-バルサ 0-1
      バルサ-バレンシア 0-0
2000- 01 バレンシア-バルサ 0-1

スーパーカップ(スペイン)
1998- 99 マヨルカ-バルサ  2-1
      バルサ-マヨルカ  0-1
1999- 00 バレンシア-バルサ 1-0
      バルサ-バレンシア 3-3

チャンピオンズリーグ
1999- 00 バレンシア-バルサ 4-1
      バルサ-バレンシア 2-1        

バルサ-バレンシア戦 - ファン編(2001年6月15日)

昨日、バルサのリーグ最終戦のチケットが4000枚、一般に売りに出されました。料金は7500ペセタから15000ペセタ。発売から数時間で半分は売れ、窓口が閉まるまでには残り1000枚をきり、今日の午後には売り切れるだろうと思われます。

しかし、この一般販売のチケットが売り切れたからといって、カンプノウの満員が約束されたわけではありません。それは、売りにでていない96000席をソシオたちが埋めるかどうかにかかります。あるWebページでの「カンプノウに応援に行くか?」というアンケートに現在、行くと答えたのは47%と半数をきっています。選手、監督、理事たちは、ソシオに、この最後のキーポイントとなる試合をカンプノウに来て応援をして欲しいとアピールしています。来シーズンのかかったこの試合、大声援で盛り上げたいですね。ちなみに、今シーズン、重要と呼ばれた試合にどれだけのファンがカンプノウに詰めかけているか見てみますと・・・

バルサ - リーズ(2000/09/13) 100,000人
バルサ - ミラン(2000/09/26) 98,000人
バルサ - R・マドリッド(2000/10/21) 100,000人
バルサ - デポルティーボ(2001/02/18) 90,000人
バルサ - リバプール(2001/04/06) 95,000人

来シーズンをかけた一戦(2001年6月15日)

17日の試合には、多くのチームが来シーズンをかけて臨みます。まず、チャンピオンズ1次リーグに直接でられる2位の座をかけて、デポルティーボとマヨルカ。チャンピオンズリーグ出場権4位の座をかけて、バルサとバレンシアの直接対決。UEFA出場権の6位の座をかけてセルタとマラガ。2部落ちの18位の座を占めたくない、オサスナ、オビエド、サラゴサ、バジャドリッドの4チーム。

日曜日夜9時から、熾烈な戦いが始まる。がんばれバルサ!

最後の晩餐(2001年6月13日)

今シーズン限りでバルサを去るグアルディオーラ。リーグ1試合を残していますが、選手、コーチなどすべての仲間を招待して、先日、夕食会を開きました。その中には、公式試合にはでていませんが、いつも1部で一緒に練習しているブラジル人、マルセロ、トリギーニョ、前監督のセラ・フェレールの顔も見られました。奥さんやガールフレンドも一緒に招待されており、カンプノウに夕方集まり、そこからバスで一緒に郊外のレストランに。帰りは、友人たちからの贈り物を一杯持って。

リーグ最終戦を勝ってCL出場権を、国王杯を優勝して、カップをひとつ残し、笑って去っていって欲しいですね。しかし、最後の晩餐って、誰かもう一人主役がいたような・・・。

すいませ〜ん、ドッキリカメラで〜す!(2001年6月12日)

バルサのユニフォームを着た写真が新聞に載ったり、バルサに来る日を楽しみにしているといわれるジェオバンニ君。彼に、「スペインのTV局のものですが、マドリに行かれるんですね」とTVカメラマンとリポーターが突撃インタビュー。「違うよ、バルサに行くんだよ」というジェオバンニ君に、「いや、たった今、スペインから、バルサとマドリ間で選手交換の同意がされたというニュースが入ったんですよ」と、ポケットから、Faxを用紙を取り出して説明。そして、これを着てカメラの前に立って下さい、とマドリのユニフォームを差し出しました。隣にいたマネジャーも同意の印にジェオバンニにうなずいて見せます。しかし、その手はクワナの焼きサンバと、さすがジェオバンニ君、白いユニには手も触れませんでした。

これ、ブラジルのTV番組「ドッキリカメラ」で、リポーターはエキストラとして雇われた、ブラジルで働くスペイン人技術者。ひっかからなかったから、放映はしないのかな?

とらぬ狸の・・・(2001年6月10日)

リーグ優勝すれば、ファンは大喜び。カップ戦に優勝すれば、またまた嬉しい。チャンピオンズリーグにでられれば、お金が儲かるとクラブも大喜び。では、選手たちには、獲得するこの名誉にどのくらいお金がついてくるんでしょう。先月、デポルティーボで、選手たちとクラブの間で01-02と02-03のシーズンの報奨金の交渉がまとまったということなので、ちょっと、のぞいてみましょう。

リーグ優勝  8億
リーグ準優勝 6億
チャンピオンズリーグ 収入の40%
国王杯優勝  1億
UEFA参加  5億

このれが選手たちでわけられるわけ。さて、来年はいくら稼げるかな・・・・と皮算用。

アンケート結果(2001年6月9日)

4月23日のNewsGranaでお伝えした会員へのアンケートの結果が公表されました。29,102人の会員がアンケートに答えました。この結果は、7月に行われる会議で討議され、承認されることになります。結果は以下の通り。

1 会長の再選について
  ・再選は1回のみ2期まで(20,023人 68.80%
  ・何期でも制限なし(8,735人 30.02%
2 スタジアムの名称について
  ・現在の正式名称「Estadi del FC Barcelona」を残す(8,627人 29.64%
  ・一般に呼ばれている「Camp Nou」を正式名称とする(19,861人 68.25%
3 バルサを株式組織にすることを決めるには、会員総会で
  ・66%(3分の2)の賛成が必要(3,306人 11.36%
  ・75%(4分の3)の賛成が必要(24,980人 85.83%
4 将来ユニフォームにスポンサーを付けるかどうか
  ・会員総会で決定(23,522人 80.83%
  ・理事会で決定(4,949人 17.00%

オフサイド撲滅作戦(2001年6月7日)

「どこがオフサイドだ?!」「100メートルも前に(!)ディフェンスがいるだろう!!」と、オフサイドの笛が吹かれるたびに線審に怒鳴っているあなた、無理を言ってはいけません。いくら目が2つあるといっても、2個所いっぺんに見ることはできないんですから。

それでも大事なシーンのオフサイドの誤審はどうにかならないのか・・・と、数年前ピオッホ・ロペスのスピードをあるプレーをいつもオフサイド判定されることにうんざりしていたバレンシアファン、ハビエル君は考えました。そこで発明したのが、これ。主審の笛にボタンを付け、選手がパスを出したときそれを押す。すると電波が発せられ、線審の受信機からのびたイヤホーンを通して音としてキャッチされる。線審はその音が来たときに、攻撃選手が飛び出していれば、オフサイドの旗を揚げるという仕組み。線審はもうパスを出す瞬間を見ている必要がなく、最前線のみに注目していればよいので、誤審はなくなるというわけ。

先日、バレンシアアンダー17とバレンシアJuvenilの親善試合でこの装置は試され、審判たちには好評。1部リーグで採用され、オフサイド誤審のなくなる日も近いか?

ちなみに、ハビエル君が3年かかって作り上げたこの装置、特許もとり、すでに100万近くの収入を得たということ。

がんばれラーシング(2001年6月6日)

ラス・パルマスのバイアーノとアラバロが偽パスポートを所持し、EU選手としてプレーしていたことに対し、ラーシングは、スペインフットボール協会はクラブに対して何らかの処置をとるべきだと主張していました。しかし、一向に何もしない協会に業を煮やし、もしこのまま何の処置もとらないのなら、残り2試合を放棄することも考えていると、公言しています。

さて、もしラーシングが残り2試合を放棄したとしたら、いったいポイントや順位はどうなってしまうのでしょう。規定によると、後半のシリーズで試合放棄が起こった場合、前半のポイントは有効のままですが、後半そのチーム相手に稼いだポイントはすべて無効になります。というわけで、順位は下記の通りに(かっこ内は現在の順位)。

 1位 73 R・マドリッド(1位)
 2位 65 マヨルカ(3位)
 3位 64 デポルティーボ(2位)
 4位 62 バレンシア(4位)
 5位 59 バルセロナ(5位)
 6位 55 セルタ(6位)
 7位 53 マラガ(8位)
 8位 51 ビジャレアル(7位)
 9位 46 アラベス(9位)
10位 44 エスパニョール(10位)
11位 43 アスレティック(11位)
12位 43 ラス・パルマス(12位)
13位 41 サラゴサ(13位)
14位 40 バジャドリ(14位)
15位 40 オビエド(16位)
16位 39 ラーヨ(15位)
17位 37 R・ソシエダ(17位)
18位 35 オサスナ(18位)
19位 33 ヌマンシア(20位)

お気づきでしょうか。バレンシアとバルサの差が3ポイントに縮まっています。

カンテラたちの行方は?(2001年6月6日)

来シーズンから新たにバルサに来る選手たち、ほぼ契約といいながらも、実際はまだ何一つ決定していないバルサですが、チームのカンテラ選手の来季にしても決定を引き延ばしています。誰が1部にあがれるのか、誰が2部に残るのか、誰がよそに行くのかなどなど、何一つ決まっていません。しかしすでに2週間前にリーグが終了しているバルサBの若い選手たちに、あちこちのクラブが興味を示してきています。

まず、アンダー20で優勝したベルムードには、ラス・パルマスとテネリフェが興味を示していますし、ナノについてはラーシング、ラス・パルマス、アラベス、オビエドなど多くのクラブが彼の来季はどうなるのか見守っています。クァドラードはサラゴサ、ビジャレアルが、サンタマリアはセルタ、オビエド、ラス・パルマス、サラマンカ、ヒホンなどが欲しがっています。アラベスは昨年に引き続きババンジーダを狙っていますし、キーパーのビクトールはアトレティコ、マヨルカ、ビジャレアルなどが触手を伸ばしています。

このほか、決定が引き延ばされている若手の行方に、昨年譲渡されていた選手たちもいます。たとえば、PSGのアルテッタ、テネリフェのルイス・ガルシアなどの来季はどうなるのか、未だ決まっていません。

新カンプノウツアー(2001年6月4日)

クリスマス休暇の時以外は、カンプノウを訪れても、バルサ博物館と正面スタンドに入れるだけでした。それが6月からもっといろいろなところが見られるようになりました

新しく入れるようになったところは、選手更衣室、グラウンドへの通路、ベンチと芝、記者会見室、貴賓席、ヨーロッパチャンピオンのカップ展示場などです。

これは、1回約45分のガイド付きツアーで、10:30、11:30、12:30、15:00、16:00、17:00 の1日6回(日曜祭日は午前中だけ)。料金は1300ペセタ。カンプノウ見学の魅力がまた一つ増えましたね。

消えていった9人の監督(2001年6月3日)

2試合を残すのみとなった今シーズン。1部リーグでは6チームで計9人の監督が、途中で降板を余儀なくされれいます。レアル・ソシエダ、ラーシング、ヌマンシアがそれぞれ2回の監督を交代をしていますが、現在17位、19位、20位と、2部落ちの可能性の大きいところ。消えていった監督の詳細は以下に。

監督
クラブ
交替節
就任日数
J.MANUEL LILLO ZARAGOZA
第4節
22日
JAVIER CLEMENTE R.SOCIEDAD
第6節
43日
PACO HERRERA NUMANCIA
第12節
78日
A.GOIKOETXEA RACING
第13節
84日
PERIKO ALONSO R.SOCIEDAD
第16節
52日
G.MANZANO RACING
第27節
98日
PACHO FERRARO VALLADOLID
第28節
214日
SERRA FERRER BARCELONA
第31節
235日
G.RAMON NUMANCIA
第33節
154日
ウルッティ追悼試合(2001年6月2日)

先日交通事故でなくなられた、元バルサのキーパー、ウルッティの追悼試合が、6月4日、ミニスタディオで行われることになりました。試合は、ウルッティが在籍した、レアル・ソシエダ、エスパニョール、バルサの3チームによるもので、30分ずつの総当たりで行われます。入場料は1000ペセタで、収益金は遺族に渡されるということです。

続行9、新規1、未定10って・・・(2001年6月1日)

この数字は、現段階での1部リーグの来季の監督について。簡単にみてみましょう。

監督続行
デル・ボスケ(R・マドリッド) 数か月前に来シーズン1年の契約更新をしている。

アンティック(オビエド) まだ契約があるので、一応続行になっているが、安泰というわけではない。

イルエッタ(デポルティーボ) 来季のチャンピオンズリーグへのパスポートを持って、1年の契約更新。

フェルナンデス(セルタ) 先週契約更新したばかり。

ビクトール(ビジャレアル) 契約はまだ残っており、今シーズンの成績がよかったので継続に問題なし。

フォアキン・レイロ(マラガ) かなりもめたが、来シーズンも続ける契約をした。

マネ(アラベス) 「奇跡の人」となった彼はバレンシアから誘いがあったようだが、もう1年続けることに決定。

パコ・フローレス(エスパニョール) 反対が多かったにもかかわらず、継続に決定。

グスタボ・ベニテス(ラーシング) 契約が2003年まであり、チームが1部に残れるかどうかに関係なく、継続決定。

監督新規
”チェッチュ”ロホ(サラゴサ) ビルバオから、戻ってくることに決定。

監督未定
バルサ
 ノーコメント(一言では書ききれない)

マヨルカ 以前から言われていたことではあるが、ルイス・アラゴネスは正式にクラブを去ることを先日発表。

バレンシア クーペルの後がまを未だ見つけられない。

ラス・パルマス クレシック現監督の続行を交渉中。

ビルバオ 新監督は、今日(6月1日)の会長選挙の結果次第。

バジャドリッド 現監督は繋ぎとしてきたが、来季はどうするか、今のところ決定は先に延ばされている。

レアル・ソシエダ 現監督トシャックはマ来季はネージャーとして残ることになっており、未だ新監督は決まっていない。

ヌマンシア 現監督は一時的なもので、今季の結果がどうなろうとも、新監督を迎えるつもり。

ラーヨ 現ラモス監督は今季で契約終了。クラブは更新交渉をしているが、ラモスは決定を延ばしている。

オサスナ 現ロティーナ監督は今季で契約終了。クラブは継続を希望しているが、ロティーナは今シーズン結果を待ってから決めたい。

2世キーパーまた誕生(2001年6月1日)

5月29日にバルサのカデッテA(14歳前後)のチームと、カタルーニャ代表アンダー14とで試合が行われ、5-1でバルサが勝ちました。と、ここまでは別にニュースというほどのことではありません。話題はカタルーニャ代表のキーパーの名前。マーケル・スビサレッタ。そう、あのスビの長男が、お父さんの跡を継いでキーパーになっているんです。

3年前にカタルーニャで一番古い歴史を持つヨーロッパというチームに入り、現在14歳。年のわりには背が高く、歩き方や仕草など、お父さんそっくりと評判。クラブの監督は、将来が楽しみな選手と絶賛。ただ、スビが来シーズンからビルバオに戻ることになったため、マーケルもチームを離れることになり残念だとも。そのうち、ビルバオでデビューするかもしれませんね。そして、お父さんの足跡をたどり、バルサにやってくるかも。