準々決勝はおまかせ(2003年3月28日)
4月9日と22日、ユベントスを相手にヨーロッパチャンピオン準々決勝を戦うバルサ。2試合目がホームと若干有利のバルサですが、過去のデータからもバルサ有利が裏付けられます。バルサは、チャンピオンズにおいて、過去9回この準々決勝(1/8)を戦ってきており、突破できなかったのは94−95シーズンのPSGでの戦いのみ。後8回(うち2回91−92、93−94は、システムの関係上リーグ戦)は、ここを勝ち抜き準決勝に駒を進めています。今シーズンもこの確率を増やすことになる! 1959-60 4−0 FC Barcelona - Wolverhampton |
試合終わって、落ち穂拾い(2003年3月24日)
●バルサ−ラーシング戦●(リーグ) ・試合開始前に、先日国王杯優勝を飾ったバルサホッケーの選手達が、優勝カップを掲げてグラウンドに登場。6月にバルサフットボールの選手達がこうやって現れるのが待ち遠しい。 ・この試合、2ゴールずつ決めた2人の選手の記録。 ・続・2人の選手の記録 ・後半68分にロッケンバックと交替したチャビ。リーグ戦で途中交替は、なんと昨年10月のオサスナ戦以来。その時はリケルメとの交替だった。 ・試合開始1分、正確には54秒でゴールを決めたクルービー。これで、彼は今シーズンのバルサ選手としての「トッテモ早いゴール」獲得選手に輝いた。クルービーによって2位に追いやられたのは、ベティス戦2分でゴールを決めたサビオラ。 ・クルービーにかわって75分から登場したナノ。今シーズン1部初プレー。そして、リーグ戦では、99/00シーズンにバンガール監督の元にサラゴサ戦でデビューして以来、4年目の再登場。 ・カード蒐集家ガブリマンは、5枚貯めたため、次のビジャレアル戦はお休み。今シーズンこれで2度目の制裁。ちなみにモッタも前回のレッドカードのためビジャレアル戦まででられない。 ・観客席にはオランダナショナルチーム監督が観戦。そして、元会長ガスパーとヌニェスご夫妻の顔も。 |
「週刊三面」(2003年3月22日) ●タイでの人気上昇中 ●この彫りもんが目に入らぬか ●CM話し その1 ●CM話し その2 ●今週の経費節減 |
試合終わって、落ち穂拾い(2003年3月20日)
●ニューキャッスル-バルサ戦●(CL) ・この試合、バルサは計7人のカンテラ選手が出場。スタメンでは、ビクトール、チャビ、ガブリ、モッタの4人。後半からは、ジェラール、イニエスタ、セルヒオの3人。 ・ジェラールは、1月12日のマラガ戦で負傷して以来、2か月ぶりの復帰。 ・2月18日のインテル戦以来、実に1か月ぶりにゴールを決めたクルイベル。これで今シーズン15ゴールで、チームでは得点王。ただし、チャンピオンズでは、サビオラの6ゴールがクルイベルの5ゴールを押さえてトップ。 ・チャンピオンズ4試合無失点。そして14試合無敗の成績。 ・CL1次、2次リーグ、計12試合、36ポイント中34ポイントを獲得したバルサ。これは99−00シーズンにやはりバルサが獲得した30ポイントを抜いて記録。ちなみに3位は01−02シーズンのマドリで29ポイント。 ・イラクへの爆撃が始まった場合、飛行場などの閉鎖が起こることもあり得ると。バルサの選手の帰路について、いくつか別ルートも準備されていた。 |
若さの激突(2003年3月19日)
今日のニューキャッスル戦は、すでに2次リーグ1位通過を決めているバルサにとっては消化試合。そのためカンテラ出身の若手選手の起用が見込まれていますが、そうでなくてもバルサの選手の平均年齢は若い。 OPTAが先日発表した統計によると、バルサの選手の平均年齢は25歳11か月で、リーガ20チーム中一番若いチームとなっている。たとえば、モッタとビクトールが1982年生まれ、ロッケンバックとサビオラが1981年生まれ、チャビが1980年生まれ、ジェラールとガブリが1979年生まれと20代前半がずらり。もちろんベテラン選手もおり、30歳以上には、ボナーノ(33歳)、ルイス・エンリケとデブーとコクー(32歳)、アンデルソン(31歳)、オーベルマルスとレイジゲル(30歳)となる。 リーガ中一番年長チームはデポルティーボで28歳11か月とバルサより3歳上。このチームには、リーガ最年長者ドナート(40歳)がいる。 また、バルサの若さは、ヨーロッパ全体で見てもイタリアのブレシアと並んで3位に位置する。1位は、今夜の対戦相手ニューキャッスル(25歳4か月)、2位はドイツのブレーメン(25歳6か月)。 リーガ20チームの平均年齢は以下の通り。 1 25歳11か月 バルサ |
試合終わって、落ち穂拾い(2003年3月17日)
●アラベス-バルサ戦●(リーグ) ・デブー、1999年1月20日にバルサの選手としてデビューしてから、この試合が200試合目。 ・このところ負け続きだったアラベスだが、この試合メンディソロッサのスタジアムは満員御礼。というのも、クラブが5000枚の入場券を無料でファンに配ったため。 ・そしてバルサ相手になんとしてでも勝ちたいと、メンディソロッサのグラウンド、左右を1mずつ縮めいつもより計2mも幅の狭いグラウンドに。 ・クリスタンバールは、アンティック監督の元で初出場。イニエスタは先日CLには出たが、リーグでは初出場。 ・モッタは、12節のソシエダ戦でも審判に暴言を吐いたということで退場になっており、今シーズン2回目の退場。 ・チャンピオンズの4位以内には14ポイントから13ポイントへ、UEFAの6位以内には6ポイントから5ポイントへと、1ポイント近づいたかに見えるバルサ。でも2部降格ラインまでも、6ポイントから4ポイントに近づいた。 ・アンティック、マネ監督との対決に勝ったことがない。そしてアラベスのスタジアムでも5試合戦って未だ勝ちナシ。 ・客席にはニューキャッスルのサブコーチがバルサの偵察。無駄だったと思ったかな。 |
「週刊三面」(2003年3月14日) ●前期試験パス ●今週の経費節減 ●将来有望株 ●一杯おごっちゃる |
試合終わって、落ち穂拾い(2003年3月12日)
●バルサ-レバクーゼン戦●(CL) ・決勝リーグ1位進出を決めたこの試合、バルサにとっていろいろな記録がかかっていた。まず、ヨーロッパの試合で200勝達成。チャンピオンズの試合では100ポイントを超えて102ポイント、そして150ゴールを超えて151ゴールを達成した。 ・アンティック・バルサの記録としては、8試合を4勝4分けで負け知らずを続けている。これは、00−01のセラ・フェレール・バルサ以来のもの。ちなみにそのときは18試合負け知らずだった。 ・もう一つのアンティック・バルサの記録は、CL3試合で0失点。 ・前半で引っ込んでしまったサビオラ。試合開始直前まで出場を危ぶまれていた理由は、それまで抱えていた負傷ではなく、全身に赤く浮き出た原因不明の発疹。はしかは終わってるのか? ・この試合でリケルメは3試合連続スタメン出場。これで昨年12月の4試合連続にあと一歩と迫った。そして結果は、前回が1勝3敗だったのに比べ今回は1勝2分けと良好。 ・ベンチにはカンテラ出身選手の顔が多く見られたバルサだが、スタメンにおけるスペイン出身選手は、チャビ、ガブリ、メンディエタの3人のみ。そしてそれは対するレバクーゼンも同じで、ドイツ出身のスタメン選手はやっぱり3人だけだった。 ・ルイス・エンリケ、コクー、プジョーの3キャプテン不在から、キャプテンマークをつけているデブー。彼の途中交替でキャプテンを受け継いだのはレイジゲル。 |
来シーズンの連勝記録は?(2003年3月11日)
ヨーロッパでの連勝記録は前回のインテル戦で止まり、11連勝だったバルサ。もし決勝まで勝ち続けると、19連勝まで記録を伸ばせたはず。しかし、来シーズンからはシステムが変更になり、最高でも15連勝、もし予備戦から出場しないなら、13連勝が最多となります。 来シーズンのチャンピオンズリーグは、予備戦が1次から3次まであり、その後32チーム8グループでのリーグ戦が行われるのは今シーズンと同じ。違うのはこの1位と2位の16チームで戦われていた2次リーグがなくなり、ここから準決勝までホームアンドアウェー方式、そして1試合のみの決勝戦となります。決勝が行われるスタジアムは未だ決定されていませんが、日程は以下の通りに発表されています。 1次予備選 03/07/16 03/07/23 リーグ 1/8 04/02/24-25 04/03/09-10 |
試合終わって、落ち穂拾い(2003年3月9日)
●バルサ-バジャドリ戦●(リーグ) ・試合開始前に、先日国王杯優勝を飾ったバルサバスケの選手達が、優勝カップを掲げてグラウンドに登場。ついでにボールを蹴ってもうまいところを見せ、客席から大きな拍手を受けた。 ・試合開始前にもう一つ、先日亡くなった元バルサ選手、アントン・トーレス氏の冥福を祈って黙とう。彼は、クライフ選手時代に一緒に活躍したディフェンスの選手。あのベルナベウでの0-5の試合をプレーした一人。 ・この試合引き分けということで、カンプノウでのリーグ2連勝という記録はできず。今まで第7節(アラベス戦)、第9節(ビジャレアル戦)に勝利しての2連勝が唯一。 ・アンティック監督は、モレ監督に勝ったことがない。この試合を含め4試合戦って、モレ監督の1勝3分け。 ・この試合、2つのオウンゴールと、2つの吹かれなかったペナルティが、両チーム一つずつ公平に(?)与えられた。公平でなかったのは、それが与えられたゴール位置。オウンゴールは2つともゴール北、吹かれなかったペナルティは2つともゴール南。 ・試合終了後、選手控え室に向かうクルイベルに客席からヤジがとんだ。それに怒ったクルービーはヤジを飛ばした若者にくってかかるシーン。彼をいさめて控え室に急がしたのはアンティックとソリン。 ・バルサ1点目のオウンゴールを決めた選手は、トーレス・ゴメスだが、カンプノウの電光掲示板には、間違った名前が。その名はGASPAR。最後の「T」が抜けているが、元会長ガスパーの念力、と思った人がいた? ・観客席には、国王杯優勝カップを持ってきたバスケの監督と選手たち。またアンティックの奥様と息子夫婦の顔も。そして見られなかった顔は、「元」が付くようになってからも必ず顔を見せているガスパー氏。お嬢さんが交通事故で入院したため観戦できず。 |
試合終わって、落ち穂拾い(2003年3月3日)
●オサスナ-バルサ戦●(リーグ) ・ロスタイムで2ポイント失ったバルサ。実はアンティック監督、このサダールスタジアムでは勝ったことがない。この試合を含め5試合で3敗2分け。 ・負傷者、病人続出と呪われているようなバルサ。それは選手だけでなく、コーチ陣にも広がっている。キーパーコーチのホエックも風邪をひきオサスナ戦には同行していない。そのため、試合前のはコーチ抜きのキーパー2人だけでの練習。 ・アルゼンチン人選手4人(サビオラ、リケルメ、ソリン、ボナノ)がスタメンで勢揃いしたのは始めて。 ・サビオラはアンティック監督になってから6試合で6ゴール。今シーズンそれ以前に30試合ほどあり同じく6ゴールだから、サビオラ好調。そして後2ゴールで、チーム得点王クルービーと並ぶ。 ・我らがカピタン・ガッツ・エンリケ、2002年10月26日のアラベス戦でゴールを決めてから、4か月ぶりのゴールを決めた。 ・アンティック監督になってから6試合目。そしてリケルメにとってこの試合が初のスタメン、90分プレーのものに。今まではビルバオ戦(78分から)、エスパニョール戦(72分から)、ベティス戦(67分から)、インテル戦(67分から)。 ・負傷から復帰しきたアンデルソン、CLには出場を果たしたものの、リーグ戦はまだ。このリーグ出場を果たしていないのは1部選手では唯一。 ・アンティック監督になってから出場の機会のないのはイニエスタ。ビルバオ、インテル(サンシーロ)、オサスナの3試合はベンチで待機。エスパニョール、ベティスは招集されなかった。そしてカンプノウでのインテル戦は、招集されたものの、最終的なベンチ入りメンバーからはずれ観客席に。 ・ガスパーに代わって就任した新会長レイナ。就任してから初めて試合を客席から観戦しなかった。 |
「週刊三面」(2003年3月1日) ●サビオラ特集・・・といっても2つだけ ・エスパニョール戦でデビューしたサビオラのシューズ。あれ以来ゴールは決める、バルサは連勝と、なかなか縁起の良さそうなシューズだが、それはアディダス製。ナイキとの契約が切れて、しばらく黒く塗りつぶしたシューズを履いていたが、このほどアディダスと4年契約が結ばれた。そしてサビオラのシューズ契約からの収入は倍増したそうだ。しかし、ホクホクしているのは彼だけでなくバルサも同じ。彼との契約から、クラブ側にもその40%が入ってくるからだ。 ●電気代は、俺が面倒みよう ●カムバ〜ック、バルサ! ●スピード違反! |